魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

Twitterに釣果をアップしている人が見るべきFBページ

2024年12月14日 05時34分44秒 | 魚類とインターネット

寒い!真岡はいつも氷点下です。

さて、Twitter(Xとも)に釣果の写真を掲載している人には見てほしいFacebookページがある。それが、「魚釣り」というページである。実はこのページには、Twitterなどからの無断転載による画像が溢れており、その中にはフォロワーさん、もしくは相互フォローさんの画像も多数あるように見える。そしてメッセージを送るなどしても、改善される気配はない。

「魚釣り」Facebookページのスクリーンショット

トップ画像は写真のようなものである。このスクリーンショット写真は著作権的に問題あるかもしれないが、公益性のためそのままとする。夕焼けの中で釣りをしている人は素材サイトのものであり、うっすら見えるURLを入力してみると、中国語の素材サイトに辿りついた。つまりこの「魚釣り」のページは中国人が運営しているものなのである。ページ内の記事の日本語が全く違和感がないのは、画像だけでなく文章もぱくってきているもので違和感がないため、最初みても中国人が作成しているページとは気が付かないだろう。

「魚釣り」Facebookページのスクリーンショット。基本データ→ページの透明性

しかしFacebookのページは透明性の確保が行われている。「基本データ」をクリックし、「ページの透明性」を閲覧するとじゃーん。香港(中国)人が管理者である旨記されている。え、香港?中国じゃないの?と思う方もいるだろうが、実際にこの4000年の歴史を誇る大国はその長い歴史を築いてきたというプライドがあり、外国のサイトの閲覧を制限する「GFW」というシステムを導入しているのだ。したがって香港を経由してFacebookページを作成するのである。

実は香港人が運営している怪しげなページはこのほかにも多数ある。仕事の休憩時間に調べてみると、数百単位で出てきたのだ。そしてこのような怪しげなページにはFacebook外へのリンクが貼られている。ようは自分たちのサイトを宣伝するためのページなのである。日本のトレンドももちろんチェックしており、大谷翔平の妻が妊娠何か月であるとか、田中将大が中日ドラゴンズへの移籍が決まったとか、そんなしょうもないフェイクニュースを、工業廃水を垂れ流し放置しているような企業のごとく、垂れ流し続け指摘を無視している。

しかしなぜこのような権利的に問題があるページが放置されているのか。フェイクニュースを流すページがそのままフェイクニュースを垂れ流し続けられるのか。前々から、実業家・慈善家として知られる前澤友作氏らの肖像を用いたフェイク広告の存在はよく知られている。これらも中国人がやっていると考えられるが、Facebookを運営しているMeta社はこのような詐欺広告について、ろくな対応をしなかった。同社が4月なかばに発表した声明(https://about.fb.com/ja/news/2024/07/updates_on_tackling_scams/)は、かえってMeta社のサービス、つまりFacebookおよびInstagramを使うユーザーを苛立たせた(東洋経済オンラインhttps://toyokeizai.net/articles/-/748773)。それ以降は前澤氏、森永卓郎氏や、ホリエモン氏はFacebookでその姿を見ることができなくなったが、最近も小島よしお氏、タモリ氏、高市早苗氏、そして石破茂首相らを騙る偽広告が、NHKや読売新聞を騙った偽サイトの中に登場している。その多くが仮想通貨の投資をあおる広告だ。

また、Meta社のCEO、マーク・ザッカーバーグの妻は中国系の華僑であることもよく知られている。私は国籍でそのひとのなりを判断や評価をしたくはないが、あまりにもMetaによる中華系の広告や不正確な情報を流すページの多さから、その出自ゆえに中国系やベトナム系の詐欺広告への対応が甘いのではないかとも思ってしまうのである。

ちなみに先述の素材サイトについては明らかに某ねずみの映画会社が著作権を持っているようなサメやナンヨウハギ、カクレクマノミなどの画像も出てきたのだが・・・。さすがは中国の素材会社である。

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あどび ふぉとしょっぷ えれめんつ

2024年12月05日 04時02分50秒 | 魚類とインターネット

今日は魚とは関係ない記事で失礼。

ソフトを購入するため、近所のケーズデンキに。メインPCにはAdobe photoshop elements 2024を入れているのだが、そのメインPCは不調に陥りドック入り。サブPCに入れるためである。椎名さんの使っているこのソフトウェアは永久ライセンスであるのだが、1つの PCにしか入れられない。ということで、もう一つ文新たな PCに入れるならば再度購入する必要がある。ちなみにGIMPは重くて使い物にならず、またうまく使いこなせないため、考慮しないものとする。

しかし、購入しようとケーズで最新版のAdobe photoshop elements を見てみたら、お値段は以前とたいして変わらないのに、永久ライセンスから3年ライセンスに切り替わっている。たった3年で買い換える必要があるということである。

我が家の PCはメイン PCは先述のようにAdobe photoshop elements 2024であるが、その前まではAdobe photoshop elements 2018を使用していた。またかつてメインで使っていた PCには2008年の終わりに購入したAdobe photoshop elements 8が入っていた。その PCは2008年から2021年まで使用していたが、故障してしまった。それを考えると、たった3年で使えなくなるのはどうか。シリアル番号が中に入った紙パックという形で販売されているが、紙はリサイクル容易な素材とはいえ、これでは資源の無駄使いではなかろうか。

すくなくとも、永久ライセンス商品はelementsに限っては残してもらいたいのだが。

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そろそろAIにはなんらかの歯止めをすべきというお話

2024年10月29日 15時31分11秒 | 魚類とインターネット

Facebookなどを見ていると最近やたらと目につくのが、生成AIを用いた動画や画像である。最近はこれらの精度もかなり高くなり、一見、本物と見間違うようなレベルのものもあり、生物のことを知らないような人間は、騙されてしまうかも知れない。そんな時代になってしまった。かつて「ひろゆき」氏が「嘘を嘘と見抜ける人でないとインターネットを使うのは難しい」と発言していたが、今などまさしくその時代ではなかろうか。

現在は生成AIで漫画をかいたり、小説を書いたり、果ては声優の声まで再現したりと、もはや、やりたい放題になってしまっている。実際に声優などが立ち上がり、反AIキャンペーンを立ち上げたりもしている。声優にしろ、絵師にしろ、こういう人たちは生活がかかっている。生業をAIに奪われてはたまらない。

それは我々「物書き」も同じである。物を書くということは誰でもできると言われて久しい。なぜならwikipediaなど、信ぴょう性に乏しいサイトをみて物を書く、自称ライターが増えてきたからである。私はこういうライターが職を奪われるのはおおいに結構、と思ってきたのだが、いい文章を書いているライターによる、価値が高い文章をAIが学習して書く。そんな時代が到来したのだ。そして昨年にはAIによる飼育サイトまで登場している(もちろんクオリティは目を当てられないレベルだが)しかし幸いにしてAIが書いた文章やイラストというのはまだどうしても「あ、この文章はAIが書いたんだな」とか、「あ、まだAIらしい特徴があるな」と感じる。今のうちに日本政府、いや国際連合はなんらかの対策をするべきだろう。

ちなみに、この「魚のぶろぐ」においてはAIを使って文字を書いているということは一切ない。あらかじめことわっておきます。よろしく。なお写真については本文とは一切関係なく、我が家のカビラタバサンゴである。オオタバサンゴと同じく飼育は簡単で、低いKHにも耐えてくれるので初心者におすすめのハードコーラルである。ただおすすめなだけでなくこの個体などは夜間に青いLED照明を照らせば光るのだ。

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ご報告

2024年05月16日 08時57分31秒 | 魚類とインターネット

最近忙しい日々が続いてぶろぐをなかなか更新できておらず申し訳ありません。

ここで身辺で起こった大きなニュースをひとつ。

この度、ウェブメディア「サカナト」さんのライターとしての活動を開始しました。すでにSNS各種では発表しておりましたが、ぶろぐでの発表は遅れてしまい申し訳ありません。5/16日の時点でアオブダイやオヤニラミ、メガレイなどの記事をアップしておりまして「サカナト」さんのTwitter(Xに改名)アカウントでは結構「いいね!」がついております。今後も「サカナト」さんと、この「魚のぶろぐ」そして椎名さんおよび、サカナトライターのみなさんの応援よろしくお願いいたします。

なお、「サカナト」さんではライターの募集を行っているということですので、ぜひこちらもご検討よろしくお願いいたします!

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そろそろAIがヤバくなってきそうというお話

2024年03月24日 14時33分02秒 | 魚類とインターネット
 
最近ぶろぐの更新頻度が落ちている。その理由は私自身が茨城県と栃木県の2つの県をまたにかけた活躍をせざるを得ない状況になっているからだ。今月など、起きている時間については栃木県にいることのほうが長くなる見通しである。
 
さて、そろそろAIがヤバくなってきそうだ。
 
AI画像がジャーナルに登場する土壌ができている(写真はAIではない)
 
最近公開された新しいAI動画は、ヒトが撮影した動画と遜色なく動物のドキュメンタリー風動画をyoutubeにアップロードできることを示している。今のところ動画内の昆虫は足が4本しかないが、それが6本足になるのも、遠いことではないだろう。しかしながら、このようなAI動画というのは常に悪用されるリスクも孕んでいる。以前も岸田総理のフェイク動画がニュースになっていたが、この手のAIによる偽の動画が蔓延るようだと、そう遠くないうちに科学が「作られたもの」になる危険がある。
たとえば、ダイビングで日本固有種のユウゼンの群れの中に日本に産しない別のチョウチョウウオ科の動画を仕込むなどできてしまうかもしれない。ただ、幸いなことに日本からの初記録として報告するならば写真だけでなく、標本も必要であり、水中写真だけでは報告してもコンセンサスは得られない。しかしながら短報くらいは書けてしまいそうである。現在は査読なし掲載料だけですぐ投稿されるハゲタカジャーナル誌も多く、それ自体も問題視されるが、今後AIで作られた画像がジャーナルに登場するための土壌が作られているのは確かなように思う。
 
飼育情報サイトは今後ますます信用できなくなる(従来から信用できないものも多かったが)
 
AIの登場で今後大幅に方向転換を強いられることになりそうなのは飼育情報系のサイトである。AIにより作成された飼育情報サイトが、生物の適切な飼育情報を提供し、これまでの低品質なサイトを駆逐する、のではなくむしろその逆で、さらに状況が悪くなってきた。AIにより作成された飼育情報サイトはまさに滅茶苦茶な内容であり、今後は劇的に品質は向上するのかもしれないが、現状は人間執筆の低品質サイトをはるかに下回るようなクオリティの文章しか書けていない。
 
そもそもとして、AIは魚を飼育したことがあるはずもなく、ではなぜ飼育サイトを書くことができるのかといえば、飼育サイトの内容を認識してそれをベースに書いているので著作権的に「限りなくクロに近いグレー」なものである。もちろん、AI文章だけでなく、AI画像においてももちろん著作権的にグレーの画像が生み出されており、Twitter(現X)においてはNo More 無断生成AIなるハッシュタグが一時流行った(流行った、は言い過ぎかも)。
 
AIによりヒトの暮らしが快適になるどころか、ヒトの仕事が奪われ、画像をパクられ、信頼できる情報へのアクセスが困難になる(もっとも、2010年代末からそんな状態だったかもしれないが)。そんな未来が待ち構える。そろそろAI、ヤバくなる前に規制した方がよくないか。なお、いつもの通り画像と本文についてはあまり関係がないと思うのでそこんとこヨロシク。
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