Facebookなどを見ていると最近やたらと目につくのが、生成AIを用いた動画や画像である。最近はこれらの精度もかなり高くなり、一見、本物と見間違うようなレベルのものもあり、生物のことを知らないような人間は、騙されてしまうかも知れない。そんな時代になってしまった。かつて「ひろゆき」氏が「嘘を嘘と見抜ける人でないとインターネットを使うのは難しい」と発言していたが、今などまさしくその時代ではなかろうか。
現在は生成AIで漫画をかいたり、小説を書いたり、果ては声優の声まで再現したりと、もはや、やりたい放題になってしまっている。実際に声優などが立ち上がり、反AIキャンペーンを立ち上げたりもしている。声優にしろ、絵師にしろ、こういう人たちは生活がかかっている。生業をAIに奪われてはたまらない。
それは我々「物書き」も同じである。物を書くということは誰でもできると言われて久しい。なぜならwikipediaなど、信ぴょう性に乏しいサイトをみて物を書く、自称ライターが増えてきたからである。私はこういうライターが職を奪われるのはおおいに結構、と思ってきたのだが、いい文章を書いているライターによる、価値が高い文章をAIが学習して書く。そんな時代が到来したのだ。そして昨年にはAIによる飼育サイトまで登場している(もちろんクオリティは目を当てられないレベルだが)。しかし幸いにしてAIが書いた文章やイラストというのはまだどうしても「あ、この文章はAIが書いたんだな」とか、「あ、まだAIらしい特徴があるな」と感じる。今のうちに日本政府、いや国際連合はなんらかの対策をするべきだろう。
ちなみに、この「魚のぶろぐ」においてはAIを使って文字を書いているということは一切ない。あらかじめことわっておきます。よろしく。なお写真については本文とは一切関係なく、我が家のカビラタバサンゴである。オオタバサンゴと同じく飼育は簡単で、低いKHにも耐えてくれるので初心者におすすめのハードコーラルである。ただおすすめなだけでなくこの個体などは夜間に青いLED照明を照らせば光るのだ。