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多忙につき、ぶろぐ更新が疎かになっている。申し訳ない。
多忙につき、ぶろぐ更新が疎かになっている。申し訳ない。
早いものでもう2月。職場は相変わらず大忙し。やはりヒトデが足りないのだそうで。
さて、最近Facebookを見ていると、妙に目につくのが、AI技術を使った生き物の動画。Facebookのリールムービーである。
主に北極海の生物、例えばホッキョクグマやアザラシ、シロイルカなどが怪我をして、治療を受けている動画だとか、クジラがフジツボやら貝やらに覆われて、それをはがして助けようとしている動画である。こういう「動物感動ポルノ」というのはもともと世界中で見られたものであるが、従来から、これらの中には「ヤラセ」の動画も数多く含まれているという批判もなされている。ようは、動物をだしに金儲けをしているということであり、みながシェアする感動動画の正体は動物虐待で小銭を稼ぐyoutuberやらインフルエンサーと同じようなレベルの人間たちであった。
注目を集めるために「偽の動物救出動画」を作成することが世界中のSNSで流行中 (Gigazine)
https://gigazine.net/news/20241004-fake-animal-rescues-posting/
一方で今Facebookで流行っているのはAIにより製作された動画である。これならば動物が傷つくことがないからいいんじゃない、という意見もあるのだが、私としてはこれは逆に動物たちのリアルさがなくなり、また別の意味で危険だと思うのであるこのような動画をみて感動している人たちは、これがリアルな世界だと思い込んでしまうかもしれないし、逆にこれらは良いことと思い込み、実践してしまうかもしれない。
もちろん、体に網が引っかかってしまったシロイルカを助けるのは良いことだと思うし、海洋をただようごみは生物多様性の観点からも、食品衛生上も問題になるといわれ久しいが、クジラの体からフジツボを剥がしたりするのは良いことと思えないし、ましてやホッキョクグマにフジツボが寄生するとも思えない。もし万が一、いや億が一にもそのようなことがあり、そんなホッキョクグマを助けようとすればその人はホッキョクグマのご飯になる可能性もある。野生動物というのは、種、としては水族館や動物園の動物と同じであっても、実際には違う動物なのである。
最近は日本の海水浴場においても「人にかみつくイルカ」というのがいて、それにある人、まあ「動物搾取反対」を訴えるゔぃーがにずむの実践者であるが、その人はこのイルカの例を持ち出し、「動物園や水族館は動物との距離感をおかしくさせる」と述べた。正しいことだと思うが、私はそれにAIの存在をつけ加えたい。野生動物との距離感は大事である。そうでないと必ず人も動物も不幸になる。AIは野生動物に対して大きな脅威になりつつある。Facebookには、本物と偽物、区別がしにくいようなものもすでに出現している。早いうちになんとかしなければ…
寒い!真岡はいつも氷点下です。
さて、Twitter(Xとも)に釣果の写真を掲載している人には見てほしいFacebookページがある。それが、「魚釣り」というページである。実はこのページには、Twitterなどからの無断転載による画像が溢れており、その中にはフォロワーさん、もしくは相互フォローさんの画像も多数あるように見える。そしてメッセージを送るなどしても、改善される気配はない。
「魚釣り」Facebookページのスクリーンショット
トップ画像は写真のようなものである。このスクリーンショット写真は著作権的に問題あるかもしれないが、公益性のためそのままとする。夕焼けの中で釣りをしている人は素材サイトのものであり、うっすら見えるURLを入力してみると、中国語の素材サイトに辿りついた。つまりこの「魚釣り」のページは中国人が運営しているものなのである。ページ内の記事の日本語が全く違和感がないのは、画像だけでなく文章もぱくってきているもので違和感がないため、最初みても中国人が作成しているページとは気が付かないだろう。
「魚釣り」Facebookページのスクリーンショット。基本データ→ページの透明性
しかしFacebookのページは透明性の確保が行われている。「基本データ」をクリックし、「ページの透明性」を閲覧するとじゃーん。香港(中国)人が管理者である旨記されている。え、香港?中国じゃないの?と思う方もいるだろうが、実際にこの4000年の歴史を誇る大国はその長い歴史を築いてきたというプライドがあり、外国のサイトの閲覧を制限する「GFW」というシステムを導入しているのだ。したがって香港を経由してFacebookページを作成するのである。
実は香港人が運営している怪しげなページはこのほかにも多数ある。仕事の休憩時間に調べてみると、数百単位で出てきたのだ。そしてこのような怪しげなページにはFacebook外へのリンクが貼られている。ようは自分たちのサイトを宣伝するためのページなのである。日本のトレンドももちろんチェックしており、大谷翔平の妻が妊娠何か月であるとか、田中将大が中日ドラゴンズへの移籍が決まったとか、そんなしょうもないフェイクニュースを、工業廃水を垂れ流し放置しているような企業のごとく、垂れ流し続け指摘を無視している。
しかしなぜこのような権利的に問題があるページが放置されているのか。フェイクニュースを流すページがそのままフェイクニュースを垂れ流し続けられるのか。前々から、実業家・慈善家として知られる前澤友作氏らの肖像を用いたフェイク広告の存在はよく知られている。これらも中国人がやっていると考えられるが、Facebookを運営しているMeta社はこのような詐欺広告について、ろくな対応をしなかった。同社が4月なかばに発表した声明(https://about.fb.com/ja/news/2024/07/updates_on_tackling_scams/)は、かえってMeta社のサービス、つまりFacebookおよびInstagramを使うユーザーを苛立たせた(東洋経済オンラインhttps://toyokeizai.net/articles/-/748773)。それ以降は前澤氏、森永卓郎氏や、ホリエモン氏はFacebookでその姿を見ることができなくなったが、最近も小島よしお氏、タモリ氏、高市早苗氏、そして石破茂首相らを騙る偽広告が、NHKや読売新聞を騙った偽サイトの中に登場している。その多くが仮想通貨の投資をあおる広告だ。
また、Meta社のCEO、マーク・ザッカーバーグの妻は中国系の華僑であることもよく知られている。私は国籍でそのひとのなりを判断や評価をしたくはないが、あまりにもMetaによる中華系の広告や不正確な情報を流すページの多さから、その出自ゆえに中国系やベトナム系の詐欺広告への対応が甘いのではないかとも思ってしまうのである。
ちなみに先述の素材サイトについては明らかに某ねずみの映画会社が著作権を持っているようなサメやナンヨウハギ、カクレクマノミなどの画像も出てきたのだが・・・。さすがは中国の素材会社である。
今日は魚とは関係ない記事で失礼。
ソフトを購入するため、近所のケーズデンキに。メインPCにはAdobe photoshop elements 2024を入れているのだが、そのメインPCは不調に陥りドック入り。サブPCに入れるためである。椎名さんの使っているこのソフトウェアは永久ライセンスであるのだが、1つの PCにしか入れられない。ということで、もう一つ文新たな PCに入れるならば再度購入する必要がある。ちなみにGIMPは重くて使い物にならず、またうまく使いこなせないため、考慮しないものとする。
しかし、購入しようとケーズで最新版のAdobe photoshop elements を見てみたら、お値段は以前とたいして変わらないのに、永久ライセンスから3年ライセンスに切り替わっている。たった3年で買い換える必要があるということである。
我が家の PCはメイン PCは先述のようにAdobe photoshop elements 2024であるが、その前まではAdobe photoshop elements 2018を使用していた。またかつてメインで使っていた PCには2008年の終わりに購入したAdobe photoshop elements 8が入っていた。その PCは2008年から2021年まで使用していたが、故障してしまった。それを考えると、たった3年で使えなくなるのはどうか。シリアル番号が中に入った紙パックという形で販売されているが、紙はリサイクル容易な素材とはいえ、これでは資源の無駄使いではなかろうか。
すくなくとも、永久ライセンス商品はelementsに限っては残してもらいたいのだが。
Facebookなどを見ていると最近やたらと目につくのが、生成AIを用いた動画や画像である。最近はこれらの精度もかなり高くなり、一見、本物と見間違うようなレベルのものもあり、生物のことを知らないような人間は、騙されてしまうかも知れない。そんな時代になってしまった。かつて「ひろゆき」氏が「嘘を嘘と見抜ける人でないとインターネットを使うのは難しい」と発言していたが、今などまさしくその時代ではなかろうか。
現在は生成AIで漫画をかいたり、小説を書いたり、果ては声優の声まで再現したりと、もはや、やりたい放題になってしまっている。実際に声優などが立ち上がり、反AIキャンペーンを立ち上げたりもしている。声優にしろ、絵師にしろ、こういう人たちは生活がかかっている。生業をAIに奪われてはたまらない。
それは我々「物書き」も同じである。物を書くということは誰でもできると言われて久しい。なぜならwikipediaなど、信ぴょう性に乏しいサイトをみて物を書く、自称ライターが増えてきたからである。私はこういうライターが職を奪われるのはおおいに結構、と思ってきたのだが、いい文章を書いているライターによる、価値が高い文章をAIが学習して書く。そんな時代が到来したのだ。そして昨年にはAIによる飼育サイトまで登場している(もちろんクオリティは目を当てられないレベルだが)。しかし幸いにしてAIが書いた文章やイラストというのはまだどうしても「あ、この文章はAIが書いたんだな」とか、「あ、まだAIらしい特徴があるな」と感じる。今のうちに日本政府、いや国際連合はなんらかの対策をするべきだろう。
ちなみに、この「魚のぶろぐ」においてはAIを使って文字を書いているということは一切ない。あらかじめことわっておきます。よろしく。なお写真については本文とは一切関係なく、我が家のカビラタバサンゴである。オオタバサンゴと同じく飼育は簡単で、低いKHにも耐えてくれるので初心者におすすめのハードコーラルである。ただおすすめなだけでなくこの個体などは夜間に青いLED照明を照らせば光るのだ。