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土日は高知県へ磯遊びに出かけていました。天気は曇りまたは晴れでしたが、帰路では一部地域で大粒の雨に見舞われました。
到着してからはまず荷物をおろし、キンセンイシモチなどを採集しました。その後、汽水域のポイントに移動。初日は気温もやや低めで涼しくいい気持ち。
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港にはテングヨウジMicrophis brachyurus brachyurus (Bleeker)と思われるヨウジウオ科の魚がたくさんいました。障害物を掬うと、いつもはクロホシマンジュウダイやサザナミフグの幼・稚魚が入るポイントなのですが、今回はクロホシマンジュウダイの小さいのは全く見かけませんでした。ヒメツバメウオは、複数個体見ることができましたが、何れも大きい・・・大きいと素早いので採集は大変難しいです。その後は上流方面へも行ってみました。縞々模様のきれいなボウズハゼなども見ました。ボウズハゼはなぜかあまり縁がない魚で、見られてうれしいものでした。テングヨウジは、ユニークで面白いのですが、輸送が難しく、過去あまり長生きしていないので、リリースしました
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ポイントを移動し、少年の釣り師たちと遊んでいました。
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少年たちは大きな網を動かし、イシガキフグや、ハリセンボン、ソラスズメダイなどを追いかけていました。少年から、このイシガキフグChilomycterus reticulatus (Linnaeus)をもらいました^^
翌日は朝は起きて釣り、その後魚市場を徘徊した後、浅い潮溜まりで、遊ぶ。というスケジュール。朝の釣りではスズメダイ科のオヤビッチャを2匹釣り、その後オキゴンベを発見。警戒されるかと思いきや案外簡単につれてしまいました。市場では昨日の少年釣り師と再会。アカエイや巨大なオキザヨリ、カマスサワラに大興奮。
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浅い潮溜まりにはたくさんの魚がいました。
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我が家で飼育しているのと似ているキクメイシ。決してここで採集したわけではありませんが、本当にそっくり。間からは白っぽいイバラカンザシ?が、姿を見せます
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こういう生物は造礁サンゴを壊さず採集するのが困難、ということで野外で遊ぶのが楽しいのです。手をかざすと、すぐに引っ込んでしまいます。
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浅いところにもう1個体、見つけました。こちらはオレンジというか、赤というか、とても派手なものでした。
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魚はここでは写真のクモギンポOmobranchus loxozonus (Jordan and Snyder)や、カエルウオ、クモハゼ、スジクモハゼ、ヤハズハゼ、ヘビギンポといった底魚のほか、シマスズメダイを多数、ボラの仲間の幼魚、ミヤコキセンスズメダイ、オヤビッチャ、テンジクスズメダイ、チョウチョウウオ、などの魚を見つけました。しかしおそらく40度を超える中、魚を追いかけるのは容易ではなく。結局クモギンポを1匹採集しただけでした。
そのあとは別のポイントへいったりするもこの暑さで魚はばて気味。でも久しぶりに魚と遊んでもらえて、満足して帰路につきました。
最初のバケツの中の魚は、またブログに書きます。