宇和島湾の汽水域に生息するガンテンイシヨウジHippichthys (Parasyngnathus) penicillus (Cantor)です。イシヨウジと名にありますが、イシヨウジ属ではなくカワヨウジ属の種です。カワヨウジ属の魚は日本に4種が知られ、四国沿岸では本種とカワヨウジがみられます。
ヨウジウオの仲間はプランクトン食であり餌の確保にやや難がありますがそれさえクリアすれば飼育可能です。
宇和島湾の汽水域に生息するガンテンイシヨウジHippichthys (Parasyngnathus) penicillus (Cantor)です。イシヨウジと名にありますが、イシヨウジ属ではなくカワヨウジ属の種です。カワヨウジ属の魚は日本に4種が知られ、四国沿岸では本種とカワヨウジがみられます。
ヨウジウオの仲間はプランクトン食であり餌の確保にやや難がありますがそれさえクリアすれば飼育可能です。
ハナミノカサゴです。
宇和島の市場でもミノカサゴは普通に見られますが、このハナミノカサゴは未だ見たことがありませんでした。
まあ、例によって生きていますのご報告ということです。
イソハゼです。この属の魚では最大です、とはいっても全長4cmといったところですが。
このときは今が旬(?)のキヌカジカ系を採集しようと思っていたのですが。残念ながら出会えず、オオカズナギ?と本種、クモハゼというさびしい結果に。
これも宇和島市で採集された魚です。ヒブダイは沖縄では「アーガイ」と呼ばれかなり値が張る高級魚ですが、この辺りでは「べら」とひとくくりにされ、1匹80~250円くらいです。
宇和島市よりもう少し南にいくと、サンゴが多量にあります。オニヒトデもいるようです。宇和島市では近年死滅回遊の魚が結構見られます。今年はトゲ、チョウハン、トノサマダイ、セグロ、スダレ、チョウチョウウオ、ハタタテダイ、テンジクスズメダイ、などを確認しました。それなのに、「宇和島の魚」に1匹も載っていないのはなぜか。捕まりませんね。なかなか。
今日の夕食は、市場で見つけた、この魚にする予定です。
オニオコゼ Inimicus japonicus (Cuvier)
オニオコゼはカサゴ目オニオコゼ科に属します。オニオコゼ科は日本からは9種類が知られています。本種はオニオコゼ属に含まれ、日本からは本種を含む3種が知られています。
この魚、とても美味しいものらしいです。市場で1800円もするのだとか・・・でも購入したものは300円でした(笑)。
愛媛県宇和島市津島町産