ケラマハナダイ Pseudanthias hypselosoma
これはハナダイの仲間の魚、ケラマハナダイPseudanthias hypselosoma Bleekerです。ハナダイの仲間はハタ科に含まれますが、一部カワリハナダイやシキシマハナダイなど別科の魚もいます。上の写真は雄の個体です。
ケラマハナダイはわがバイブルである、 「日本産魚類検索 全種の同定 第二版(中坊徹次編、2000年、東海大学出版会)」では水深15~30mにすむ、となっているのですががこの個体はなんと水深1mで採集したものです。しかも近く、同じく水深1mの場所で雌を2個体も採集しました。採集方法は釣りです。
キンギョハナダイの雄によく似ているのですが、キンギョハナダイ雄の胸鰭には赤い模様があるのに対して本種の胸鰭には赤い模様がなく、容易に区別できます。
雌の尾鰭後端が赤く、雌も他の種類と容易に区別できます。
雌の写真です。
ではこの後、さらにインパクトの強い画像をどうぞ・・・
じゃ~ん!
どうでしょう、コレ。バケツの中に入った個体ということでインパクトがあります。これは朝7時ごろ撮影したもので、雄は残念ながらまだ写っていません。雄はこの日の昼ごろに釣れました。
今は大型魚水槽でヒメゴンベ等と泳いでいます。とっても綺麗です。写真じゃ伝わってませんが。
「今日の魚 2006年12月2日号」では同属のキンギョハナダイを特集しています。こちらもぜひどうぞ。
というか今テスト期間中、こんなことしていていいのか。・・・謎。