遅くなりましたが、2017年の思い出を振り返ります。
●採集とアクアリウム
淡水魚については2月に久しぶりの岐阜県のポイントへ。トウカイコガタスジシマドジョウは無事であったのでよかった。近隣のポイントでは非常に細かいシロウオを小さくしたような幼魚が多数みられるなど健全な生息場所が多く残っていてよかったと思う。7月には琵琶湖を訪れTwitterのフォロワーさんとオオガタスジシマドジョウを採集。冬にはやはりフォロワーさんとヒガシシマドジョウを採集するなど、ドジョウにまみれた1年に。このほかスナヤツメやアブラハヤ、タイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ、ゴクラクハゼ、ホソイトヒキサギなども採集出来ました。
海水魚については久しぶりの四国遠征2回。久しぶりのミナミウツボ採集で興奮するも、残念ながら死なせてしまい残念。センカエルウオの新しい多産地開拓なるもやはり難しい種だなということを感じたのでした。
アクアリウムとしてはキンセンイシモチを長期飼育したり、ソラスズメダイの飼育などもたのしみましたが、サンゴも変わったものが我が家にやってきました。見た目はディスクコーラルに似ているのですが、触りがざらざらの謎のハードコーラル。ベルベットサンゴに似ているようですが種類は不明です。
●入手した魚たち
今年は極めて変わった魚が多く入手できた1年となりました。今年入手した魚はキタノホッケ(初)、イバラヒゲ、シモフリハタ(初)、ユカタハタ、リュウキュウヨロイアジ、ミズテング(初)、クロダラ(初)、イトヒキアイトラギス(初)、チカメエチオピア(初)など色々。特にミズテングとクロダラはめったに入手することができないような超希少種。ありがとうございます。
●そのほか
新しいサイトを立ち上げました。「海水魚ラボ」というもので、マリンアクアリウムの専門サイトです。運営やプラットフォームは株式会社桃鶴堂、私はコンテンツ作成の担当。これまで海水魚サイトは優秀なものがいくつかありましたが、最近は「本当はその生き物について何も知らないのに本などからパクっただけで記事を書いている」サイトが多くなり有用なサイトがなかなか引っかからない今では珍しい「正統派」のサイトを目指しているところです。では、来年もよろしくお願いいたします。