今日はウツボ水槽でトラブルが発生、サビウツボはなんとかでしたが、ウツボは助けられませんでした。悲しいです。
こちらは購入したマトウダイ。薄造りにして食べました。肝もゆでて醤油に溶かすと絶品。長崎 印束商店 石田拓治さんより。いつもありがとうございます。
今日はウツボ水槽でトラブルが発生、サビウツボはなんとかでしたが、ウツボは助けられませんでした。悲しいです。
こちらは購入したマトウダイ。薄造りにして食べました。肝もゆでて醤油に溶かすと絶品。長崎 印束商店 石田拓治さんより。いつもありがとうございます。
石垣島にまたリゾートができてしまいそうです。ということで署名サイトChange.orgで署名させていただきました(以下のリンクでサイトへ飛べます)。写真は石垣島で撮影したキノボリトカゲ(たぶん)。
「石垣島前勢岳-ホタルの森が破壊されようとしています(株)ユニマットプレシャスによる大規模ゴルフ場-リゾートホテル開発に反対します」
写真のカニは2006年に福岡の潮だまりで採集されたカニの仲間。クモガニの仲間で、緑色が美しい種類。最初はコノハガニかと思ったが、最近図鑑などでコノハガニを見ていると、コノハガニとは別種のように思えた。そのためお友達お二人から意見をお伺いすると、イッカクガニという種類らしい。中西千枝子さん、Hirayama Shoさん。いつも、ありがとうございます。緑色がきれいであるが、アオサが多く生える場所に住んでいるため、海ではそれほど目立たない。
かなり忙しいため、更新頻度が落っこちています。申し訳ない。
今回ご紹介するのは深海魚の一種、タラ目チゴダラ科のソコクロダラ。
ソコクロダラの鋤骨歯
ソコクロダラは全長1m近くになり、チゴダラの仲間でも大きくなる種類である。全長は1m近くになる。同じく日本産で大きく育つのにキタノクロダラというのがいるのだが、その種とは鋤骨歯の形で区別することができる。ソコクロダラの鋤骨歯は円形なのに対し、キタノクロダラではV字もしくは三角形をしている。また臀鰭の軟条数にも違いが見られ、ソコクロダラでは49本以上だがキタノクロダラのほうは軟条数がもっと少ない。
腹鰭の軟条は2本ほどが糸状に伸びている。しかし、本種の場合は7軟条あるので、軟条が2本しかないクロダラとの見分けは容易であろう。
ソコクロダラの分布域は相模湾以南の太平洋岸。海外ではハワイ諸島、ニューカレドニア、オーストラリアやニュージーランドの深海に生息している。水深は500~1000mほどの場所で漁獲されるもので、浅い海域を曳く底曳網ではあまり見られないだろう。漁法は主に釣りや延縄であり、深海魚釣りではアコウダイやオオサガなどを狙う釣りで釣れてくることがある。数はそれなりにいるようで、深海を撮影する動画などでは本種はソコダラ類やチゴダラなどとともに紹介されることがある。
タラ目の魚は鍋との相性が良いように思う。本種も鍋料理で美味しい。肝なども食用にできる。濃厚な味なので入れるのを忘れてはいけない。今回は「さかな人」長谷川大樹さんより。いつも、ありがとうございます。
前回はシマハギのお話をしたけれど、もう1種鹿児島から届いた魚。キンメダイ科の深海魚であるフウセンキンメ。フウセンキンメはキンメダイに比べると、やや寸つまりの体をしており、鼻孔の形状がキンメダイと異なっているので見分けることができるが、非常によく似た魚である。以前は沖合底曳網で漁獲されたものであるが、今回は釣り系の漁法で獲れたものなのだろう、鱗もほとんど剥がれておらずとても美しい。分布域は相模湾~鹿児島までの太平洋岸、種子島、西太平洋、西インド洋に及ぶとされるが、局所的な分布をしているようである。
フウセンキンメを食したのは初めてではないのだが、久しぶりである。出会ったのも9年ぶりとなる。前回は宇和海の底曳網で漁獲されたもので、この「魚のぶろぐ」でもご紹介したので覚えている方もいるかもしれない。その時はもっと小さいサイズであった。もっとも本種の全長は成魚でも30cmほどで、小型なのかもしれない。
キンメダイの仲間は様々な料理に使うことができるが、今回は煮つけに。まあ定番。そしてやはり美味しい。今回のフウセンキンメも、鹿児島県「丸万」田中水産 田中積さんより。いつもありがとうございます^^