魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

ハゼの卵:報告

2010年09月28日 23時36分55秒 | 魚介類飼育(海水)

前回の記事で紹介したイレズミハゼPriolepis semidoliata (Valenciennes)の卵、結局孵化したのですが、仔魚期の水質悪化が原因か、残念ながら全滅してしまいました。

また雌のおなかが大きくなってきていますので次こそ大きくしたいと思います。

今回は、これまででわかったことをまとめます。

卵は夕方から夜間に産みつけられる

おおよそ7日間で孵化する

孵化した稚魚には大きなヨークサックが見られない

しかし、口は開いておらず、餌を口にできない

といった点が特徴でした。別の書籍ではハゼの仲間では孵化後数日で口が開く、とした文献がありました。このハゼも同じように口が開くまである程度の期間が必要なのでしょうか。

今回の全滅は「餌を多くやりすぎた」のが原因かもしれません。口の開いていない魚に餌を与えても食うはずがありませんので・・・

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続・今日の卵

2010年09月23日 23時45分16秒 | 魚介類飼育(海水)

今日もあいかわらずイレズミハゼPriolepis semidoliata (Valenciennes)の卵です。もう今日になると、だいぶ透明になってきています。もうすぐ孵化するのでしょうか。

今日は窓を開けるとひんやりした風が吹いてきました。もう残暑はおわり冬へ向かうのでしょう。水槽内の水温調整に十分気をつけないといけません。

2010/9/23 水色の矢印の先に広がるのが卵の群集。

今回は、この産卵・卵保護の様子を撮影するために「インチキマクロレンズ」を使用しました。ただの虫眼鏡です。

写したいものとカメラの間にこの虫眼鏡を挟みます。そして撮影。しかしフラッシュすると反射してしまい上手く撮影できません。しかし工夫次第でいろいろ使えそうです。

明日から三重に行きます。

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今日の卵

2010年09月22日 23時24分42秒 | 魚介類飼育(海水)

レズミハゼPriolepis semidoliata (Valenciennes)の卵。

2010/9/22

今日になって黄色みがなくなり、白っぽくなりました。

孵化までもう少し?

初期餌料をどうしようか、いろいろ思案中です。卵の大きさなど考えましても、ブラインシュリンプとか食べそうもないし。

 

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イレズミハゼの産卵

2010年09月22日 00時59分06秒 | 魚介類飼育(海水)

今週の日曜日、飼育中のイレズミハゼPriolepis semidoliata (Valenciennes)の産卵が行われました。この魚は今年の5月に採集したペアの個体です。

2010/9/19

黄色っぽい粒が卵で卵種は沈性付着卵、そしてこれはすべてのハゼ亜目が有する特徴だといいます(日本のハゼより)。ヨシノボリなどでは雄親が石の下に巣を作ります。マハゼなどでは孔を掘ってその中に雌を連れてきて、その中に産卵します。サザナミハゼでは巣をつくる際に巣の中に水が通るような工夫をします。

今回のイレズミハゼの場合はそのまま産卵しました。産卵前に孔を掘ったりする気配は見られず、卵まるみえです。その点は原始的でしょうか。

ハゼ亜目の魚は形態や性質が多様ですが、卵の性質という点ではあまり多様ではなさそうです。しかしそれを保護する方法にはいろいろあるようですね。

2010/9/21

火曜日の写真。手前が雌です。雌の腹部には次に産む予定の卵がすでに見られます。ちょうどその腹部の近くにある橙色部が卵のあつまりです。

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岐阜に行った

2010年09月21日 23時25分06秒 | 魚類関係の集まり

ぎふ☆すた(Gifu sta.)

昨日は岐阜に行っていました。JR岐阜駅といえばこの金色に輝く織田信長が有名なようです。名古屋から近いですよ~。名古屋駅から電車でわずか20分でした。

ビルと信長ってマッチしないような気もしますが・・・その前には噴水があって、地元の人(かどうかは知らない)が集まっていました。

さて、岐阜駅の紹介はここまで。今回はフィリピンの釣り師「あすかる」さんが岐阜に来られていたので、標本を預かるという重要なミッションがありました。

11時に駅構内で待ち合わせ。「あすかる」さんと初対面、その後駅構内をぶらぶらし、食べたり、お話をしたり、そういう楽しい時間を過ごさせていただきました。

日本には仕事で数カ月に1度帰国されているそうです。この後、大阪方面へと旅立たれました。釣り道具などはフィリピンでなく、こちらで調達されている、ただしおもりなどは現地のものを使う、ということでした。

標本はアイザメの仲間。まだまだ不明なのがフィリピンにはごろごろと眠っているはず。しかし深海性の魚はフィリピンでは全く獲れない(だれも釣りなどをしない)ということです。最後に2ショット。

くまの顔を張っておいて頂きたい、という要望があったのですが、これで良かったのかな・・・?ちょっと左頬が変形していますが・・・

最後に「あすかる」さんのサイト「フィリピンでフィッシング」の紹介をさせていただきます。日本では見られないような変わった深海魚の写真を色々と紹介されています。セブのマクタンでは巨大なカグラザメが釣れたりしています。私の興奮どころとしてはやはり「キホウボウ」!コウテイキホウボウやイソキホウボウ属の不明種がいろいろ釣れております。

ttp://www.daaaaa.com/fish/

 (アドレスの前に「h」を追加ねがいます)

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