しばらく「バタバタ」していたのが落ち着いてきたので、魚の写真でも。石垣島で撮影した魚の写真でもうpしてみましょう。
石垣島の魚市場で見た面白い魚。下はハナフエダイなのだが、上の2匹はつい最近有効種として復活し、標準和名がついたウスハナフエダイである。2012年に魚類学会が山口県であったときに講演を聞いたことがあった。懐かしいものである。
ハナフエダイとウスハナフエダイの見分け方は尾を見ればわかる。ウスハナフエダイは尾鰭の下方が少し縁どられているだけ。
一方のハナフエダイは尾鰭の上葉まで白く縁どられている。石垣島では本種がよく水揚げされていたが、残念ながらサンプルを入手することはかなわなかった。基本的にどちらも深海性の種であるが、ウスハナフエダイのほうがより深所を好むらしい。