今日は磐越自動車道で新潟市に出かけてきたが、料金所で「東北地方無料措置見直しのお知らせ」というチラシを手渡された。東日本大震災にともなう無料措置について、法改正にもとづいて見直しをするというもので、ETCのあるなしにかかわらず、全車種が毎日無料となる区間、ETC限定で、休日などが無料となる区間の二つが地図に書き込まれていた。東北道の場合は、南は福島県の白河から青森県の下田百石までは、全車種が毎日無料となる。しかし、いわきJCTから新潟中央ICまでの磐越自動車道では、そうした処置が講じられるのは、福島県の西会津ICまでで、それから先の新潟県は、ETC限定で、休日などが無料となる区間である。民主党は総選挙のときのマニフェストで、高速道路の無料化を掲げていたのに、結局はこのざまである。今回の無料措置によって、東北自動車道のうちの白河IC以南は、料金を徴収されるわけで、川口ICからそこまで利用すると、片道4250円かかり、往復で8500円である。これでは福島県に車で観光客が来るはずがない。本当であれば、民主党政権は、主な高速道路を無料にすべきであるのに、それを行わないばかりか、小手先だけで国民を騙そうとしているのである。しかも、福島県内の中通りや浜通りの高速道路は、かなり放射性物質で汚染されたままだ。このままでは、観光会津も風前の灯である。
←民主党政権は嘘吐きだと思う方はクイックをお願いします