草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

明日からの高速道路(東北地方)無料措置見直しを嗤う!

2011年11月30日 | 観光

 今日は磐越自動車道で新潟市に出かけてきたが、料金所で「東北地方無料措置見直しのお知らせ」というチラシを手渡された。東日本大震災にともなう無料措置について、法改正にもとづいて見直しをするというもので、ETCのあるなしにかかわらず、全車種が毎日無料となる区間、ETC限定で、休日などが無料となる区間の二つが地図に書き込まれていた。東北道の場合は、南は福島県の白河から青森県の下田百石までは、全車種が毎日無料となる。しかし、いわきJCTから新潟中央ICまでの磐越自動車道では、そうした処置が講じられるのは、福島県の西会津ICまでで、それから先の新潟県は、ETC限定で、休日などが無料となる区間である。民主党は総選挙のときのマニフェストで、高速道路の無料化を掲げていたのに、結局はこのざまである。今回の無料措置によって、東北自動車道のうちの白河IC以南は、料金を徴収されるわけで、川口ICからそこまで利用すると、片道4250円かかり、往復で8500円である。これでは福島県に車で観光客が来るはずがない。本当であれば、民主党政権は、主な高速道路を無料にすべきであるのに、それを行わないばかりか、小手先だけで国民を騙そうとしているのである。しかも、福島県内の中通りや浜通りの高速道路は、かなり放射性物質で汚染されたままだ。このままでは、観光会津も風前の灯である。

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大河ドラマの主人公に男装で西軍と戦った山本八重子が決定!

2011年06月12日 | 観光

 NHKの2013年の大河ドラマで新島襄の妻になった山本八重子が取り上げられることになった。凛々しい会津女性の生きざまを語り継ぐ意味でも、意味のある番組をつくってもらいたいと思う。伊藤光子著の「鶴ヶ城の女たち」などによると、旧暦8月23日早朝、滝沢峠を越えて攻め込んでくる敵に対して、砲術師範の山本覚馬の妹である八重子は、鳥羽伏見の戦いで討ち死にした弟三郎の形見の衣装を身にまとい、最新式のスペンサー銃を手にし、鶴ヶ城に入ったのだった。その日の夜の夜襲にも八重子は加わっている。衆寡敵せずで、やむなく会津藩は9月22日に降伏したが、八重子が三ノ丸の雑庫の白壁に簪で書いた「あすの夜はいづくの誰かながむらむ/馴れしみ空に残す月影」という歌は、あまりにも有名である。新島襄との出会いも、運命的なものがあった。鳥羽伏見の戦いで薩摩藩の囚われの身になった兄覚馬が、京都復興の立役者となり、そこで新島襄と知り合いになり、同志社を創設することで意気投合したのだった。そして、いつしか八重子との間に恋が芽生えたのである。福島第一原発の影響で、会津の観光もガタ落ちである。それを挽回する大きな力になることが期待されるが、会津の先人の足跡によって助けられるわけだから、それを考えると熱いものがこみ上げてきてならない。  

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