草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

デマで憎悪を煽るのはナチスと一緒だ

2025年01月25日 | 日本保守党
 手段を選らばず相手を貶めるというやり方は、ナチスが用いた戦術である。ヒトラーの言葉がそれを語っている。何が事実であるかなどは、どうでもよいことなのである。憎悪を駆り立てて、大衆のヒステリーに、どんどん油を注げばいいのである。
「民族大衆は大学教授からも、そして外交官からも成り立っているのではない。かれらが少ししか抽象的知識をもっていないことはかれらの気持ちを感情の世界により多く住むようにさせる。かれらの肯定的であるか、そうでなければ否定的である態度は、その点に基づくのである。彼らはこの二つの方向中一方の活動だけを感じるのであり、この両者の中間を浮動している中途半端にはけっして感受性をもたない。だが彼らの感情的態度は、同時に彼らをはなはだしく堅固にする」(『わが闘争上 民族主義的世界観』平野一郎 将積茂訳)
 未だに日本保守党を支持し、エコーチェンバーから抜けられない人たちは、ヒトラーがいう大衆そのものなのだろう。すでに怪物化している集団に対して、保守派は勇敢に立ち向かわなければならない。左の全体主義者同様に、警戒しなければならない。右からの全体主義者にほかならないからである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする