朝鮮半島がきな臭くなってきたと思ったらば、台湾海峡も大変なことになっている。1時間前のTBSのネット情報によると、今朝7時までの24時間に中国の軍用機53機、11隻の艦船、8隻の公船が台湾海峡で確認されたという。また、テレビ朝日によると台湾当局は、ここ数日間にわたって、沖縄や台湾、フイリッピンなどを結ぶ、いわゆる第一列島線の周辺に艦艇約90隻を展開している。
トランプが大統領に就任する前の今、なぜそのようなことになったかは、誰も語ってくれない。台湾の頼清徳総統は太平洋諸国歴訪中に、ハワイやグアムを経由したことへの反発という見方もある。しかし、その程度のことなのだろうか。
そこで注目すべきは、峯村健司氏のXである。峯村氏は社会学者の橋爪大三郎氏との対談本「あぶない中国共産党」を出している。帯の文章では「米国のトランプ新大統領の誕生で暴発か、瓦解か」と書いている。かなり危機意識を持っていることは確かである。マスコミは通り一遍の報道であるが、何かが起きる危険性を峯村氏は感じ取っているのではないか。