草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

弾道ミサイルを見事に破壊した護衛艦「あたご」の快挙!

2018年09月15日 | 自衛隊

中共が攻めてこないのは、自衛隊が頑張っているからである。憲法9条があるからではない。防衛省の12日の発表によると、海上自衛隊のミサイル護衛艦「あたご」がハワイ沖で弾道ミサイルの迎撃実験を行い、大気圏外で標的を見事に破壊した。香港や台湾では大きく報道されたが、日本のマスコミは一切触れない。イージスシステムが有効であることを国民に知らせたくないのだろう▼自衛隊が精強であることは、国際社会が認めているところだ。2011年の福島第一原発の事故の際にも、自衛隊がヘリコプターから水を撒いた。まさしく恐れ知らない決死行であった。尖閣諸島の領海侵犯を繰り返している中共軍は、危機感が乏しく観光気分だという。それと比べると、自衛隊は必死になって、歯を食いしばって我が国を防衛しているのだ▼自衛隊あっての日本なのである。ネットでも配信されているが、一人でも多くの日本国民がその動画を見て、拍手すべきではないだろうか。戦争が起こらないようにするには、まずは抑止力である。その第一線に立っている自衛隊の諸君に感謝し、敬意を表するのは日本国民として当然のことである▼一発でも弾頭ミサイルが日本に到達すれば、とんでもない被害が予想される。それだけに今回の実験の成功は大きな意味がある。やられる前に攻撃するのが安全保障の鉄則ではあるが、今の我が国にはそれはできず、イージスシステムによるミサイル防衛網の強化しかないのである。

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沖縄の反基地闘争に理解を示す石破茂を嗤う!

2018年09月14日 | 政局

自民党の総裁選に出馬している石破茂は、まるで人が変わったようである。沖縄の米軍基地は地政学的な見地から重要であるのに、石破は「反基地闘争を恐れたから」との見解を述べている。石破の公式サイトで公表したもので、沖縄タイムスが記事にして飛び付いている▼石破自身が書いたとも思われないが、それでは辺野古移設に反対している過激派と一緒ではないか。自民党が野党時代に石破は衆議院予算委員会で質問に立ったことがあった。沖縄に駐留する海兵隊の役割に関して、滔々と持論を展開していたではないか。台湾や朝鮮半島を防衛するためには沖縄に必要だと。そう言って民主党政権を追及したのは、一体何だったのだろうか。まさか石破は「存在意義が乏しい」と考えているのだろうか▼アメリカ軍のプレゼンスがなければ、尖閣諸島を始めとした沖縄は、確実に中共に侵略されることになるだろう。アメリカ軍がいなくなることを望んでいるのは、虎視眈々と狙っている中共なのである。日本列島の喉元に匕首を突きつける形の朝鮮半島も、韓国まで北朝鮮の影響下に入っており、日本は未曽有の危機に直面している。総理大臣のポストを手にしたいがために、特定政党やマスコミに媚びを売る石破を、絶対に自民党の総裁にしてはならない。権力闘争は何でもありだとしても、あまりにも石破は酷過ぎる。

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戊辰戦争150年『会津人探究』を読む 5首

2018年09月13日 | 短歌

今もなお戊辰にこだわる会津人開明派なり守旧にあらず

埋もれたる人の名前を掘り当てて明治維新を敗者の側から

米沢の雲井龍雄や新選組会津に加勢し共に敗れし

寡黙なる人の歩みを顧みず明治維新を語るなかれ

敗れたる者の残影集めたる『会津人探究』長き夜に

 

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プーチン大統領の思いつき発言の真意を探るべきだ!

2018年09月13日 | 国際問題

どこの国も国益を優先させて行動しているのであって、それを理解しなければとんでもないことになる。プーチン大統領が昨日、ウラジオストクで発言したことは波紋を広げている。「前提条件をつけずに年内の平和条約締結」という我が国への提案は、あまりにも唐突であった▼プーチン自身も思いつきであることを認めている。なぜ今そんなことを口走ったかについて、日本側も分析をする必要がある。日ロのこれまでの交渉を無視するような暴論でしかないが、本心はもっと別なところにあるのではないか。現在の不自然な状態を解消さえすれば、今後領土問題への歩み寄りもあるのではないか。日本が経済協力を惜しまなければ、それ相応の用意があるとの意思表示の可能性もある▼海洋国家である日本は、ヨーロッパからアジアにまで及ぶ大陸国家のロシアとは、利害が必ずしも一致しない。しかし、目下の脅威は中共であって、ロシアではない。中ロを分断することは外交戦略上も重要である。そこで安倍外交の手腕が問われるのだ。長州の先人である伊藤博文は親ロシアであった。それを意識しているかどうかは分からないが、安倍総理はプーチン大統領との首脳会談は、今回で22回目となった。相手が投げて来た変化球をどう打つかである。無理してホームランをかっ飛ばせなくても、ライト前の安打でもいいから、塁に出なくてはならない。ここで物怖じしてはならないのである。

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安倍総理が退いた後は過激な「尊王攘夷派」の時代に!

2018年09月12日 | 思想家

安倍総理はよくやっているが、その後を引き継ぐ政治家はどこにもいない。それでいて日本を取り巻く国際環境は深刻さを増すばかりである。次に権力を握るのは「尊王攘夷派」ではないだろうか▼橋川文三は「美の論理と政治の論理―三島由紀夫『文化防衛論』に触れて―」(「中央公論」1968年9月号)のなかで、三島に同情するかのようなことを書いている。「私は、およそ一つの文化が危機にのぞんだとき、その文化が『天皇を賛美せよ!野蛮人を排斥せよ!』というのと同じ叫びをあげるのは当然のことだと思っている。それはほとんど危機におかれた人間の生理的反射に似た現象であり、日本にかぎらず、それぞれの時期において、人類史上の普遍的な現象であると思っている」▼進歩派の丸山真男の弟子であるにもかかわらず、橋川は「日本のように社会組織の有機的性格が濃密な地域では、危機への反射的反応はそれだけ強烈であるのは当然である」と述べたのである。安倍総理がトップの座を退けば、日本は政治的に混乱し、そこで台頭するのは「尊王攘夷派」ではないだろうか▼日本人が拠り所としてきた「天皇」への忠誠心を再確認し、自立した日本を目指すのである。それが吉と出るか凶と出るかは分からないが、「非理性的錯乱」と笑うことはできない。理性では推し測れないのが政治である。大変なことになるのは安倍総理の後なのである。

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朝日新聞が思いのままに政治を操る時代は終わった!

2018年09月11日 | マスコミ評

朝日新聞が8、9日に実施した世論調査の結果でも、安倍内閣の支持が不支持を上回った。支持政党の支持率でも、自民党の41%にたいして、立憲民主党や国民民主党は、それぞれ5%、1%しかない。「自民党総裁に誰がふさわしいか」という設問でも「安倍さん」39%、「石破さん」27%という数字であった▼多くの国民は安倍自民党を頼りにしているのであり、特定野党にそっぽを向いているのだ。この結果にガッカリしているのは、朝日新聞の関係者だろう。自分たちのペンで安倍内閣を打倒し、安倍総理を退陣に追い込めると思っていたのに、内閣支持率は一時的には下がったものの、以前のように回復してしまったからだ▼ネットがなかった時代には、朝日新聞の報道がフェイクであるかどうかを検証するすべはなかった。ネット社会の到来によって、間違ったことやミスリードをすれば、即座に批判される。かつては朝日新聞が知の権威であった。国民を教え諭すかのような書き方をして、権力的な関係を押し付けてきた。そして、自分たちの意のままに政治を動かせると過信していた。それが音を立てて崩れ落ちており、感動的な場面に私たちは立ち会っているのだ▼なぜ自分たちが孤立しつつあるのか、朝日新聞の関係者が気付かないはずだ。ネットに書き込む普通の人々の賢明さに学ぶべきなのである。今ではもう遅すぎるが。

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日本人に元気を与えた大坂なおみの全米オープン優勝!

2018年09月10日 | スポーツ

日の丸を背負いながら勝利のポーズを取る大坂なおみ。テニスの4大大会「全米オープン」で栄冠を手にしたことは快挙であった。彼女は日本人にとって英雄である。すぐにでも国民栄誉賞を与えるべきだろう▼日本代表として東京オリンピックにも出場することを目指しており、今後の活躍が期待されてならない。まだ20歳であり、初々しさが魅力である。彼女が金メダルを獲得し、センターポールに日の丸が掲げられ、君が代が演奏されれば、今回以上に多くの日本人が涙することになるだろう▼大坂は母親が日本人で、父親がハイチ人。日本生まれである大坂は、3歳の時にアメリカに渡っているため、日本とアメリカの二重国籍である。テニス選手として日本国籍を選択してくれたことは感謝である。ネットは大坂を讃えるコメントが相次いでいるが、少数派ながら嫌がらせをする連中もいる。いうまでもなく日本が嫌いな者たちである。日の丸に忠誠を誓うのが許せないのだろう▼日本人であるかどうかの基準は、天皇陛下を敬愛する国柄を認め、「和を以て尊しとなす」の聖徳太子の17条憲法を旨とすることである。それを理解できない日本人がいるのは残念でならない。グローバルな時代であればあるほど、政府はそれを周知徹底すべきなのである。それが日本という国家を守り育てることにもなるのだから。

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劇団の子役に発言させる「池上彰スペシャル」を嗤う!

2018年09月09日 | マスコミ評

地上波テレビの嘘を次々と暴いているのがネットである。去る7日のフジテレビの池上彰スペシャル「池上彰×子供×ニュース痛快疑問」に出演した子どもの正体が暴露され、目下、大炎上中である▼池上の解説を聞いた小学生が「やっぱり日本も自分の考えていることをちゃんと言った方がいいと思います」と安倍総理を批判したが、劇団「ひまわり」の子役であることが判明。あらかじめ台本ができていたのでは、との疑惑が持ち上がっている。ネットの力恐るべしである▼小学生で政治のことを語るのは無理であり、ほとんどの場合は親の影響を受けているのではないだろうか。一般人を装って発言させたとしたら、偏向報道そのものではないか。池上の主張を正当化するためにも、ヤラセが常態化しているのではないだろうか。安倍外交をアメリカ追従と決めつけるのは、トランプと胸襟を開いて話ができるのは、世界で安倍総理くらいしかおらず、日本が独自の外交を展開しているのを認めたくないからだろう。単なる嫌がらせでしかない▼子供に言わせるというのも最悪である。元NHKの職員ということで、やたら本を出し、テレビに引っ張りだこであるが、ここらが限界ではないだろうか。池上ごときに振り回されてはならないのである。子供まで使って世論をリードしようとしても、メッキはすぐに剥げるのだから。

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安倍総理とがっぷり四つに組めない石破茂を嗤う!

2018年09月08日 | 政局

自民党総裁選に立候補した安倍総理と石破茂元幹事長では雲泥の差がある。ロイターなどが政策の違いを伝えているが、これまでの実績を踏まえて安倍総理が大胆な提言をしているのに対して、石破元幹事長は抽象論に終始している▼とくに経済と安全保障に関しては際立っている。安倍総理は「デフレの完全脱却」を主張するとともに、自衛隊明記の憲法改正に全力を傾けるとしている。石破元幹事長は「ポストアベノミクス」「個性と自立性」「より人を幸福にする」「安心・安全な国の構築」といったスローガンを羅列しているだけで、具体性がまったくない。地震や豪雨などの災害対策についても言及しておらず、「国土強靭化のための緊急対策を3年間で集中実施する」という安倍総理に説得力がある▼明後日からいよいよ選挙活動が本格化する。20日の投開票に向けて論戦が活発化するとみられるが、あまりにも石破元幹事長の政策がお粗末である。最悪なのはマスコミや特定野党の応援を得るために、安倍総理の個人攻撃に力を入れていることだ。「モリカケ」が濡れ衣であることが明らかになったにもかかわらず、またぞろそれを攻撃材料にしている。勝敗は今から分かっているとしても、どうして政策でがっぷり四つに組めないのだろう。石破元幹事長は「安倍憎し」で応援してくれる者たちに気を遣い過ぎであり、国家国民のことを考えないから、ぶざまなことになるのである。

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共産独裁の国際的脅威に立ち向うことを説いた武藤光朗!

2018年09月07日 | 思想家

日本を守り抜くために必死に頑張っているのは、武藤光朗の流れをくむ民社研の人たちではないか。自民党内の多数派の国会議員などは、その爪の垢を煎じて飲むべきだ。拉致問題に取り組んでいるメンバーの多くがそうであり、心から祖国日本を愛している▼武藤は『限界状況の日本』において、防衛をめぐる日本人の幻想について痛烈に批判した。それが世に出た昭和50年頃は少数派であったが、今では多くの日本人が納得するはずだ。「第二次大戦後の日本国民は、国際情勢の『暴力の海』から隔絶された孤島にでも同族群居して生きているかのように、『平和主義』と『民主主義』を呪文のようにとなえながら、もっぱら国内相剋に浮き身をやつしてきた」と断言したのだった▼中共の東アジアでの軍事的な台頭を許してしまったのは、日本国民の危機意識が足りなかったからではないか。防衛力が不十分であれば、中共は尖閣諸島をはじめとして沖縄を狙ってくるのは目に見えていた。それなのに歴代の自民党政権には危機意識が乏しかった。安倍総理だけが別格なのである。実存主義者であった武藤は「個人の自由と尊厳について突きつめた自覚と確信を欠く保守ナショナリズムからは、戦後日本における『民主主義的傾向』を共産主義独裁の国際的脅威から守る毅然とした決意が生まれてはこない」と書いていた。拉致問題に真剣なのは、自由の大切さを痛感しているからだろう。民社研の主張は一貫しており、保守主義者以上に強固な信念の持ち主なのである。

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