創作日記&作品集

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破顔 長塚京三著

2007-04-02 10:33:26 | 読書
昨日、図書館の新刊書コーナーに「破顔 長塚京三著」が並んでいた。借りる。長塚さんとは個人的な思い出がある。それは後で。最初のエッセー「寝床のこっくりサン」。起きしな(寝床を離れずに)に、行う運動である。これなら出来るかも知れない。今朝、掛け布団を蹴り上げて(本にはこうは書いていない。念のために)、最初、本に書いてある通り、起きあがり40回、腕立て伏せ40回の予定…。スーと起きあがれない。苦労して10回。息が荒くなる。少し休んで10回。腕立て伏せ5回。限界。また、少し休んで5回。恐るべき体力の低下。20年以上運動らしい運動はしていないもんなあ。学生時代の卓球、40才前の空手。あのころは腹筋、腕立てなんかスイスイ出来た。しかし、今は今である。明日から、あせらずに続けよう。
「破顔 長塚京三著」はウイットに富んだ、楽しいエッセーだ。僕の方が1つ若いが、うん、うん、そう、そうと共感することしきりである。一気に読んでしまうのが惜しいと思いながら、半分読んでしまった。
もう10年以上前(1994年)になる。私が書いたラジオドラマ「ひとりで跳べる」は長塚さんに演じてもらった。素顔の長塚さんはとにかく格好良かった。作品は最高に仕上がった。至芸だと思った。今聞き返してもそう思う。NHK大阪の入選作だった。
 今年は、東京に送ったが、落ちたのだろう。2度目である。1度目は最終選考まで行ったけど落ちた。自分としては満足の作品である。結果が出るまでネットに上げるのを控えていたが、近々、UPしようと思っている。落ちるのがおかしい、落ちるのが当然、面白い、つまらない、等々ご意見が聞けたらと思います。なぜ、突然話が変わったかというと、「居酒屋 やすらぎ」の登場人物「居酒屋主人」は長塚京三さんしかないと、夢想していたからです。