創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

青春18きっぷの旅 総括5 通勤電車

2007-04-12 19:06:35 | 創作日記
白浜からの帰り、37年間通った通勤電車に乗った。ああ、僕もつい最近までここにいたんだなあ。みんな一日の疲労を背負い、話し声も聞こえてこない。不意に平凡なサラリーマンという言葉が頭に浮かんだ。「僕は平凡なサラリーマンにはなりたくなかった」。タレントが言っている。「夢のある仕事をやりたい」。それはそれでよい。でもサラリーマンを例えに出すのは止めて欲しい。みんなが好きな仕事をやっているのではない。嫌な上司の下で、嫌いな仕事をしている人も多いと思う。でも、生活のためなんだ。生きていくためなんだ。家族のためなんだ。僕はそれは尊いことだと思う
                     この項終わり

青春18きっぷの旅 総括4 カラマーゾフの兄弟②

2007-04-12 19:05:09 | 旅行
今度の旅で読みさしの「カラマーゾフの兄弟②(光文社)」を読んだ。圧巻。面白い。ドストエフスキーは桁外れのストリーテーラーでもある。予想外の展開に胸が躍る。それぞれの登場人物が、自分の声で喋る。作者自身の声を代弁することはない。これをポリフォニーと言うらしい。(巻末の読書ガイドから)。一応小説を書く物として、目から鱗だ。(a)ゾシマ長老の若い兄ついて項にこんな一節がある。
「泣かないでよ、人生って天国なんだから、僕たち天国にいるのにそれを知ろうとしないだけなんだから…」

カラマーゾフの兄弟③(光文社)はコンビニ経由で買う。配送料なしで、とても便利です。探したとこではセブンイレブンファミリーマートで扱っていました。ちょっと遠いけど、てくてく取りに行きました。

                         この項続く

青春18きっぷの旅 総括3 老若男女の青春

2007-04-12 19:01:47 | 旅行
2時間に一本のダイヤ。白浜駅。早めにホームに。人が少ないと安心したのは甘かった。発車時間前になると、人がどんどん乗り込んでくる。殆どの人が青春18きっぷ。よれよれ(ごめんなさい)お爺ちゃんもいる。おばさんのグループはとことん元気だ。若いカップルから、少年少女、家族連れ、旅慣れた中年のひとり旅。僕はどんな風に見えるだろう。それぞれの青春。

                         この項続く

青春18きっぷの旅 総括2 「おまえら行儀悪いなあ」

2007-04-12 19:00:39 | 旅行
敦賀行きが湖西線姫路行き快速に、降りる人が沢山いるのに、乗り込んできた乗客に降りる人が飛ばした一言です。確かに長旅、座席確保に血眼になるのは分かる。でも、ルールは守らなくては。一瞬にして居心地が悪くなった。
                         この項続く

青春18きっぷの旅 総括1

2007-04-12 18:58:45 | 旅行
1 高松    日帰り  ¥9000
2 有馬温泉  日帰り  ¥1480
3 琵琶湖一周 日帰り  ¥4420
4 白浜温泉  日帰り  ¥5880
5 紀三井寺  日帰り  ¥5800(二人)
6 城崎温泉  一泊   ¥14520(二人)
  計10回       ¥41100           

¥16000でずいぶん楽しめました。4はちょっときつかった。白浜から紀伊田辺が2時間に一本。帰りはあせった。1は値打ちがあった。四国はねらい目ですね。2は金泉(今回は定休日)、銀泉と入って、三宮まわりで加古川でカツ飯を。次に明石の魚の棚というコースが面白いかもしれない。3はこれで思い残すことはない。もし行くなら金沢か。敦賀から二時間半。遠いですね。それとも、帰りは特急のワザか。どっちにしても、一泊が必要と思う。4はもう少し足を伸ばして、なぜか気になる道成寺へ。6は言うことなし。もう一回同じコースを行きたいですね。今回の旅、朝はゆっくりと出発しました。午前9時過ぎです。通勤ラッシュを避けました。自分のペースにあった旅を心がけました。次回は神戸、京都、奈良、それぞれにポイントを決めて、近場の三都の旅。新幹線、飛行機を絡めた旅。色々と考えるのは面白いですね。初めて買った青春18きっぷ。初めて使った青春18きっぷ。還暦の旅。青春18きっぷは様々な旅を与えてくれました。五枚あるという旅のきっかけも。それが一番大きいのかも知れませんね。
                         この項続く