つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

「躰道」の紹介

2023年08月02日 | TAMC

 躰道の演武披露

 TAMCの例会が開催され、プログラムの中に「講話」の時間がありましたので「躰道について」紹介をしました。


 メンバーの中には3名の方が躰道の全日本選手権大会を観戦にきてくれましたが、その他の方は躰道についてはほとんど知りませんでした。

 講話は、躰道の歴史から説明に入りました。創始者の祝嶺正献最高師範のこと。躰道の動きの特徴。自分が歩んだ躰道の足跡。躰道の仲間として横山秀夫氏(小説家)と尾崎豊氏(歌手)を紹介。

 躰道の実技と競技の説明をしました。最後に、躰道の基本技と法形を演武して観てもらいました。護身術の解説をしたら、皆さん興味をもったようです。

 護身術の相手には、TAMCに同期で入会した梶田明宏さんに担当してもらいました。多くの方に「躰道」を知ってもらう機会が得られたことは喜ばしいことです。(2006年1月)

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(訃報)川崎利秋氏について

2023年07月24日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の名誉会員である川崎利秋氏が7月15日、老衰のため逝去されたと連絡がありました。葬儀は家族葬で執り行われたようです。

 川崎利秋氏は大正14年(1925年)生まれで97歳でした。TAMCには1962年に入会して在籍歴は60年7ヶ月間という長い期間でした。最高年齢であり大ベテラン者でした。

 川崎利秋氏にはいろいろとお世話になり、想い出がたくさんあります。
 学士会館の個室を借切り、私一人だけで「シルクとロープのマジック」の個人指導を受けました。とても丁寧に親切に教えてくれました。川崎利秋氏の演じるマジックは自然に行っている演技の素晴らしさに感動をしました。
 その時に「元気の秘訣は何ですか?」と尋ねてみますと、①毎日多く歩くこと、②食事はよく噛むこと、③目標を定めること、④日記をつけること、⑤本を読んで覚えて記憶すること、等々を語っておりました。
 継続をすることと記憶力が凄いことに感心をしました。サミエル・ウルマンの「青春」を全文を諳んじて語ります。(2016年4月30日)

 ボランティアマジック出演にも数回同行をさせていただいたことがありました。ディ・ホーム上北沢でマジック披露をした時に、観客たちに川崎利秋氏が90歳を超えていると紹介をすると60名ほどの人たちがビックリしていました。その時に演じたのは、光の移動、双六マジック、カラーレコード、神田祭、カードマジック、お札マジックなどを披露しておりました。その後の打ち上げの時にお聞きした話の内容がとても面白く参考になることが多くあります。川崎利秋氏は戦争と広島原爆では九死に一生を得る凄い体験をしていました。  

 TAMCでは第14代会長(平成4年~8年)に就任しておりました。「一笑一若、一怒一老」の精神をもとにTAMCの理念を正統に推進をして若手の育成と組織の発展に尽力されていた素晴らしい方です。

 川崎利秋氏のご指導に感謝してご冥福をお祈り申し上げます。合掌


「シルクとロープ」の個人指導(学士会館)

マジック出演(ディ・ホーム上北沢)

家族会発表会懇親会で乾杯の発声をする

マジック出演(大田区高齢者在宅サービスセンター)
 
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TAMC研修会(7月)

2023年07月17日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の7月研修会に参加しました。会場は今年開設された杉並区阿佐ヶ谷地域区民センターです。

 研修会はサロン系のマジックを想定して、「ボランティアなど実践で役立つ簡単なマジックの紹介」としてワークショップ形式でのレクチャーです。

 佐々木節夫さんによる研修は、8枚のトランプカードを縦に並べて、客が指定したカードを裏返しをすると他のカードとは異なった色のカードになっている。カードの制作から始めたので興味を増しておりました。

 田澤利明さんによる研修は、①火のついたトーチtoバラの花 この種目は5月のマジック発表会で田中雅康さんが披露したものです。火をバラの花で消すことに戸惑いがありました。 ②両手のサムライト(デイライト)の基本と演出です。親指が光るという単純な現象が不思議に見えるという演技方法  ③サムチップを使わないお札の変化マジック(千円札to一万円札)如何に不思議に見せるかという方法は親指と人差し指だけで操作をすること。 ④ティッシュtoマスク この種目もマジック発表会で田中雅康さんが披露したものです。

 TAMCの研修会は、たっぷりと時間をとって修練をするのでとても役に立つと評判です。

田中雅康さんの火のついたトーチ

田澤利明さんのバラの花の演技
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TAMCオークションディ

2023年07月07日 | TAMC
 TAMCの7月の例会はオークションディでした。

 土屋理義会長がイギリスのマジッククラブで開催していたことからヒントを得て初めての試みとしてTAMCの例会時に開催されました。
 今まで新年会の会場では実施しておりますが、通常の例会時では初めてです。

 会員の皆さんが所有しているマジック用品を披露しながらオークションにかけていくもの。司会はお馴染みの山崎孝一さんと牧原俊幸さんの二人が担当をしておりました。

 当日は例会場と結んでZOOMでも繋がっているので、自宅での参加者もおりました。司会の二人がうまく進行していくので、最初の価格設定からどんどん上がっていくので出席者の間で盛り上げておりました。

 お宝のマジック用品は、どんどん掛け値が上がっていきます。落札した人はラッキーであると喜んでおりました。

 例会時でのオークションは初めての試みで大成功でした。


司会役の牧原俊幸さんと山崎孝一さん

オークションに出展されたお宝各種用品



 
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TAMC研修会(6月)

2023年06月11日 | TAMC
 TAMCの6月研修会は、濱谷堅蔵さんと倉持賢一さんが講師を担当しました。

 濱谷堅蔵さんは「復活する新聞紙」(リバイビング・ニュースペーパー)の指導です。マーコニックが考案して、ランスバートンが演じて有名な作品です。

 新聞紙2枚を1セットとして使用。この2枚を一緒に重ねたまま4つ折りにし、折り目を破れやすいようにしっかりとつける。破る方の新聞紙を天地逆に拡げ糊を塗る。ポケットの入り口になる部分は糊を塗らない。新聞紙の折り目のところを破く。それをポケット部分に隠して拡げると新聞紙は復活している。

 倉持賢一さんは「ジグソーパズルの不思議」(客が選んだモナ・リザの1ピースがぴったりはまる)の指導です。客が選んだ複数のピースを半分づつに分けていき、だんだんと少なくしていき最後に二つになったピースから残ったピースをジグソーパズルの空いているところに入れるとピタリと合っている不思議な作品です。

 倉持賢一さんの得意とする作品です。テレビ出演をしてこの作品を披露した時にも、出演していたタレントたちがビックリして驚いていました。とても秀逸なマジックでした。

 研修会では、たっぷりと時間をかけてマジック作品を習得できるので楽しみな時となっております。


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藤山晃太郎氏のマジック研修

2023年06月01日 | TAMC
 藤山晃太郎氏の手妻「連理の紙」の演技

 藤山晃太郎氏は、手妻の大家であり文化庁芸術祭大賞受賞者である藤山新太郎師匠の一番弟子として修行を納め、正当な手妻を継承している、若手で最も注目されているマジシャンの一人です。

 マジックのレパートリーの一つとして和妻を演じるのでなく、生粋の『手妻師』として一連の公演手順を持ち、多くの海外実績を有しています。
 全く古典通りの手を演じるとともに、古典の意味合いと情緒を踏まえた、より派手でアクロバティックにアレンジした手順も演じ分けている俊英。

 TAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)の研修会が開催された。
 会場は、東京商工会議所。ゲストは手妻マジシャンの藤山晃太郎氏。

 手妻を中心にマジックを芸術へと導いている。三年連続マジシャンのチャンピオンに輝いている。TAMCメンバーでは、多湖輝先生や都築幹彦氏などが藤山新太郎師匠の門下生である。
 秋に開催するステージマジックでは、都築幹彦さんの演目の指導を担当をしている。

 今回の研修会では、手妻と和妻、手妻の特徴から歴史的背景と演じ方までの話がありました。手妻は見立ての要素が肝心であり、演じたときの残心の気持ちの重要性を諭してくれました。

 実技は、手妻の「連理の紙」の指導がありました。和紙を利用してナイフでカットした紙が連続に繋がっている。それを一枚ずつちぎっていくが最後には繋がっている紙が出現をしてくるという不思議さでありました。

 藤山晃太郎氏は話し方も上手であり、解説も分かりやすくとても勉強になった研修会でした。 (2012年6月17日)




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TAMCマジック発表会

2023年05月29日 | TAMC
 TAMCマジック発表会に出演をしました。

 会場はアルカディア市ヶ谷(私学会館)です。
 今年はTAMC創立90周年記念となります。
 
 出演タイトルは「ふしぎな袋」として観客席から2名の方に出てもらいお手伝いをお願いしました。
 
 袋の中に手を入れて確認すると何もないとのこと。今度は袋をひっくり返してもやはり同じく何もないことを確認する。

 空中に手をかざして何かを掴んで相手の持った袋へなげこむと中から玉子が出てくる。

 2回同じことをやった後は、手伝ってもらった人が袋の中に手を入れると玉子が出てきたのでビックリ。

 袋から玉子が出てきたり、無くなる状況を表現をした「袋たまご」と言う和妻の手品でした。
 この演技は、TAMCの名誉会員でありました小永井氏から指導を受けた作品でした。 
 
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氣賀康夫氏の新刊書上梓を祝う会

2023年05月22日 | TAMC
 TAMCの名誉会員であります氣賀康夫氏が、新刊書「カード・マジック宝石箱」(発行・泉文堂)を出版しました。

 新刊書上梓を祝う会が神保町の中華料理店「華龍飯店」で50名の人が集まり盛大に行われました。MMS(慶應奇術愛好会)とTAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)に所属する八田進二氏が幹事役となり準備と当日の進行担当をされていました。

 土屋理義TAMC会長より、氣賀康夫氏の経歴と新刊書の紹介がありました。来場者の中にはマジック界で活躍されている小野坂東氏、上口龍生氏、ボナ植木氏、能勢裕里江さんなどTAMCの研修会で指導された方々も参加しておりました。
 星野徹義氏とは、全日本躰道選手権大会に招待して競技内容について解説をした時以来の再会となり思い出話をさせて頂きました。

 氣賀康夫氏からは、新刊書「カード・マジック宝石箱」が謹呈されました。また「不思議なトランプの写真」の解説があり、参加者へお土産として贈呈してくれました。

 氣賀康夫氏へは、記念品がMMSの大塚眞知子さんから、花束がTAMCの柏木直也氏から贈呈されました。

 氣賀康夫氏は「奇術とは不思議に見える技を演ずることにより観客にお楽しみいただく芸なり」の言葉を含めた謝辞が参加者に対してありました。

 来場者も一体となり進行された素晴らしい「氣賀康夫氏新刊書上梓を祝う会」でありました。
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TAMC例会発表

2023年05月19日 | TAMC
 TAMC5月の例会では誕生月であり会員発表をしました。
 終戦の昭和20年5月21日生で78歳となります。
 発表担当として「TAMC会員と私」のテーマでお話をしました。

 ①山本玄一さん(89歳)の指導するマジック教室に参加してから推薦を受けてTAMCには2006年1月に入会しました。同期入会者には梶田明宏さん(65歳)、鈴木真弓さん(75歳)、佐藤和也さん(56歳)がおります。TAMCに入会してから担当した委員会は、総務、研修、ボランティア、会計、大会委員会等に所属して活動をしておりました。

 ②天野博光さんは神田明神前であま酒の販売業をしている創業180年の6代目社長。天野博光さんと30年前に知り合い、それが縁で神田祭には毎回参加しております。今年も5月14日に開催された神田祭に参加しました。
 以前、山本玄一さん、蔵原克治さん、膳場昭さん、鈴木真弓さんが私の参加する神田祭を見に来てくれました。
 マジックでロープとシルクを使用した演目に「神田祭」があります。石崎健治さんからは松旭斎一門に伝わる古典的なやり方であると由来について教えて頂きました。柏木直也さんからは関西では「お婆さんの首飾り」と呼ばれていると教えてもらいました。

 ③川崎利秋さん(98歳)からシルク演技の指導を学士会館で個人指導を受けたことがありました。その時に長寿の健康について教えて頂きました。食事はよく噛むこと、目標を定めること、本を読んで覚えて記憶すること。そしてよく歩くこと。これは毎日6000歩以上歩くことを目標に行動をしています。  
 その他には日記を書くこと。これは毎日ブログとして「つれづれなるままに」を記述しておりまして、もう6000日となり、17年目を迎えております。ブログの閲覧数が630万回となりました。TAMCに関するゲスト出演や会員のエピソードもたくさん掲載しています。なお情報管理委員会では、TAMCのホームページに「つれづれなるままに」と石崎健治さんのブログを外部リンクとして掲載して頂いております。

 ④小永井暹さん(97歳)から「袋たまご」を教えて頂きました。5月28日のTAMCマジック発表会で披露します。私が豊島区で文化講演会を主宰していた時に女流講談師の日向ひまわりさんを講師として招聘をした時にも、小永井暹さんは平塚から参加して頂き、懇親会で「袋たまご」を披露してくれました。

 ⑤田中雅康さん(88歳)はとてもユーモアのある方です。ペンネームを相良武雄と書いてアイラブユーと読むそうです。面白いので洒落はマジック演技にも生かせると考えて、各演芸場や浅草の東洋館にはよく通ってネタを集めております。マジックを披露するときに観客とコミュニケーションをとるために活用します。

 ⑥佐々木節夫さん(61歳)は武蔵野市立第三中学校の同窓生でした。同窓会の懇親会で二人がマジック披露をしたことでその時に中学校の同窓生であることが判明しました。
 
 ⑦柏木直也さん(63歳)はお医者さんです。ある時、睡眠不足の悩みを相談したところ、「夜の10時から深夜の2時の間が睡眠のゴールデンタイムであるのでその時間帯にしっかりと熟睡していれば短時間でも大丈夫である」と教えてくれました。その話を聞いてから悩みはなくなり、深夜に目が覚めても、起きてパソコンに向かう時間としております。

  ⑧森田晃さん(84歳)は、マジック発表会に出演をするときに演題を決めてくれたり演技指導を丁寧に沢山してくれます。秋のマジック大会には森田晃さんの考案された作品を観客を巻き込んで演じる予定です。

 ⑨氣賀康夫さん(86歳)は、奇術研究家として活躍されている著名人であります。17年前にTAMCに入会した時にQRコード入りの名刺をお渡ししました。その後、QRコード入りのマジックを氣賀康夫さんに創作して頂きました。本日はその演目を披露させていただきます。

 「ヘップバーンの予言」について披露しました。お客様役は神辺貴明さんにお願いしました。トランプカードから一枚選んでもらい、伏せておきます。ヘップバーンはとても魅力的な女優ですが、予知能力の優れた人であると言って、客役にヘップバーンの写真にスマホのQRマプリで撮影してもらうと
「予言 貴方が選んだカードは〇〇です。予言者 オードリーヘップバーン」と表示されます。選んだカードをひっくり返すと見事ピッタリ一致しているマジックです。

 TAMCには素晴らしく優秀な会員が多くおります。
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マジック大会のリハーサル

2023年05月14日 | TAMC
 マジック大会のリハーサルが、杉並区立永福和泉地域区民センターで開催されました。

 2週間後に開催される「TAMCマジック発表会」に出演するメンバーが演技を披露して観ている人たちから講評や修正点を出してもらい、本番の大会までに仕上げるために必要なスケジュールとなっています。

 自分は、小永井暹さんから何回も指導を受けた「袋たまご」の演技を「ふしぎな袋」として演じました。袋と衣装の色が重なる、演技中もコメントを入れるように、漫談調に演技を進める方法等について指摘がありましたので、本番までに修正をしていきます。

 リハーサルは全員が出演する作品の演技をしていきますので一日中開催されています。

 TAMCマジック発表会は、5月28日(日曜日)午後2時~4時
 市ヶ谷駅の近くにあるアルカディア市ヶ谷(私学会館)7階で開催されます。

 昼食は、永福町駅前にある大勝軒のラーメンを食べましたが、とても美味しかったです。麺は普通盛りでも大盛分位あり食べ応えがありました。
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(思い出)TAMCマジック発表会「袋たまご」

2023年04月24日 | TAMC
 (思い出)「袋たまご」演技

 TAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)の「マジック発表会」に出演をしました。会場はアルカディア市ヶ谷(私学会館)。

 TAMCの重鎮である会員の小永井 暹さんから合宿研修会などで懇切丁寧に指導を受けた「袋たまご」の演技を披露しました。

 「袋たまご」は覚えておきたい古典的なマジックの定番です。この演技の良いところは、平面でも、舞台の上でも、広いところでも、狭いところでも、お客が多くても少なくても、関係なくでき、マジック弱点の死角のないことです。
 
 客席にいたお二人に登場していただきました。男性は浅草から来られた森田さん、女性は大宮からお見えの佐々木さん。袋の中に何かあるか確認をしてもらい「無いです!」と確認する。空中の見えない何かを掴んで袋に投げ込むと、そこからたまごが出現をしてくる摩訶不思議なマジックです。

 小永井暹さんはTAMC会員歴は56年であり最高年齢の91歳の方です。とても温厚な素敵な紳士であります。小永井暹さんのような素晴らしい方から指導を受けられて本当に幸せに思います。
 TAMCには素晴らしい指導者がたくさんおります。(2016年5月)



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TAMC研修会(古川令氏によるミリオンカード)

2023年04月17日 | TAMC
 古川令氏によるミリオンカードの披露。

 今月は先月(能勢裕里江さん)に引き続き外部より特別講師を招いての研修会となりました。会場は電巧社 2階 Mシアター

 今回のゲスト講師は日本が誇る世界のカードマニピュレーター、古川令(ふるかわさとる)氏です。古川氏は通称「ミリオンさん」と呼ばれており、ミリオンカードの第一人者です。

 講習ではカードマニピュレーションについての世界レベルの演技を鑑賞しました。手順構成や見せ方や音楽などの話を聞いて、古川氏のマジックに対する深い考え方を学ぶ機会となりました。

 後半には、セルフワーキングで楽しいマジックを講習してもらいました。古川氏はミリオンカード以外にもあらゆる分野のマジックに精通しており、多くのマジックをクリエイトされています。

研修内容
1部 ミリオンカード
1. 最新手順の演技
2. 技法についての解説(古川流のこだわりポイント)
3. 手順や見せ方(こだわりポイント)
マジックを始めた理由,
ミリオンカードしか演じない理由
コンテストのきっかけ,FISMに挑戦する理由

2部 お菓子のマジック
1. 4つ位の手順で実演
2. マジックの解説
3. オリジナルのアイデア紹介
4. 雑談
 クロースアップの考え方
 オリジナルへのこだわり

 古川令氏のご紹介(マジックラビリンスの紹介文より)
 子供時代にTVで見たファンプロダクションの鮮やかさが忘れられず、大阪大学奇術研究会でミリオンカードを学ぶ。流行は追わず、オリジナル技法や独自の理論でミリオンカード本来の不思議さ、楽しさを追求している。オリジナルのマンモスカードの両手プロダクションが有名。 
 米国駐在時には、ダイ・バーノンが愛した事で有名なMidwest Magic Jubileeに3度のゲスト出演。最近は韓国や台湾などのコンベンションにもゲスト出演。米バッファローで開催される世界のクロースアップマジシャンのFFFFにもミリオンカードの演技で2回招待され、スタンディングオベーションを受けた。SAM(米)からの推薦でFISM2000(リスボン)、日本奇術協会推薦でFISM2018(釜山)にも日本代表で出場。還暦を過ぎても、その挑戦者の意識は衰えないシニアマジシャン。
 本職はバイオ関連の研究者。協和発酵(現協和発酵バイオ)時代にはアミノ酸の新規な発酵生産プロセスを開発・現場導入。今では同社の基幹技術のひとつとなり、その研究論文で工学博士の学位を取得した。また、機能性食品素材の新規用途の開発を手掛け、取得した特許を英国企業にライセンスした経験などを活かし、起業して現在は食品バイオ関連の企業に対する研究開発のコンサルタント。理化学研究所の客員研究員でもある。
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リチャード・ベガスさんの演技

2023年04月07日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の例会にオーストラリアのマジシャンであるリチャード・ベガスさんが特別出演をしました。

 土屋理義会長からベガスさんを招聘された説明がありました。3年前にお呼びするところでしたがコロナ禍の為に実現が出来なくて、この度、ご家族で日本に旅行に来られた機会に例会の出演となりました。

 司会は柏木直也さんで、流暢な英語でベガスさんの演技を進行させていました。

 ベガスさんの演技は、客の選んだ動物の名前を風船の中から出すもの、トランプマジックでは、客の引き出したカードを当てるもの等を数種の演技を披露してくれました。その後、演技内容についての解説を土屋理義会長の通訳により説明をしてくれました。

 マジシャンチョイスのところは言葉巧みに誘導しているところは見事な演出で見習うところが多くありました。

 TAMCでは、研修会では日本の優れたマジシャンに出演をしてもらったり、例会では世界的に活躍している外国のマジシャンを呼んで演技を披露して、その解説をしてもらう企画があるなど充実している組織です。
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能勢裕里江さんのマジック

2023年03月26日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の研修会は、能勢裕里江さんが担当をして行われました。
 会場は、港区芝にあるMシアターです。

 能勢裕里江さんは、スピリット百瀬さんの愛弟子で修練を重ねてきて、師匠の演技を継承されているマジシャンです。

 最初に演技を披露をしてくれました。シルクマジックの華麗な演技に魅了されました。四つ玉~八つ玉、ステッキが躍るダンシングケーン、コインとハンカチ、ロープマジックの神田祭、シルクとロープに続いて、トランプ投げの演技を見せていただきました。遠方に立てかけたキュウリ目掛けてトランプカードを投げ飛ばすとキュウリが真二つに切り裂かれていくのにはビックリしました。

 後半は、シルクとロープの二種目の研修指導です。とても丁寧に解説をしてくれましたのでよく理解できました。マジック演技をきれいに見せるポイントを教えてくれました。研修を受けていた人たちもとても参考になったと喜んでおりました。

 最後には9本リングの妙技を披露してくれました。
 流石に習練されている能勢裕里江さんのマジック演技と指導の素晴らしさに堪能できた研修会でした。
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(思い出)TAMCマジック大会

2023年03月07日 | TAMC
 ロープマジックを披露しました。

 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の第62回マジック発表回に出演をしました。

 虎ノ門のニッショーホールには、友人達が沢山来場してくれました。800名入る会場には、開場前には多くの観客が列を長く並んでいます。ストリートマジシャンたちが並んでいる人が退屈をしないように手品を披露しています。開演の時には満席となった会場。

 プロも顔負けするほどの上手いテクニックで観客を魅了する出演者。ホッとする和やかなマジックもあります。私は「奇抜で平和な村人たち」に出演。

 ロープマジックであるが気合を入れるために、最初に日頃鍛えている躰道の演武を披露して気合を出す。曲がっているロープを取り出して気合を入れると横にピーンと張り落ちない。1、2、3と声を掛けると、横に張っていたロープが元のように曲がってしまう。

 次にロープを立てて曲がらないように気合を掛ける。こちらもピーンと立って上下に伸びる。高く伸びたロープも気合を入れると曲がって落ちる。丁度ロープの半分が頭に当たった。共演していた小貝さんが「大丈夫か? 怪我はないか」と声を掛けてきます。「大丈夫!」と言って、片手を頭にやり「このように毛が(怪我)ない」とおどける。

 最後は、ロープを丸めて風呂敷を上からかぶせる。「離れた所から気合を入れて、ロープを伸ばします」と言って、後方から気合をかける。風呂敷があがってくると観客は固唾を呑んでステージ中央を見守る。風呂敷を取り上げるとそこには下から上がってきたマイクがあった。会場内の観客は爆笑していた。
奇抜なアイデアのマジックは大成功!(2007.10.30)


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