つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

音羽・目白台散策(2)「椿山荘」

2014年11月10日 | 日記
                       椿山荘庭園

「椿山荘」
明治の元勲である山縣有朋は西南戦争の功により年金740円を与えられ、1878年(明治11年)にこの土地を購入、自分の屋敷として「椿山荘」と命名した。
山縣は椿山荘において趣味である作庭を行った。

1918年(大正7年)には大阪を本拠とする藤田財閥の二代目当主藤田平太郎男爵がこれを譲り受け、東京での別邸とした。
戦災で一部が焼失したが、1948年(昭和23年)に藤田興業の所有地となり、その後1万余の樹木が移植され、1952年(昭和27年)より結婚式場として営業を開始した。
1955年(昭和30年)に藤田興業の観光部門が独立して藤田観光が設立されると、椿山荘の経営は藤田観光に移管された。
和風の庭園には三重塔(国登録有形文化財)をはじめ、史蹟・景勝地がたくさんあります。初夏にはホタルが生息するほたる沢もあります。

ホテル椿山荘アートギャラリーでは、知人の堀内景子先生の書作品展が開催されていましたので、説明を受けながら観賞してきました。

(11月10日記)

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