つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

映画「64ロクヨン」(後編)を鑑賞

2016年06月13日 | 演芸
                    映画「64ロクヨン」

観客動員120万人超と大ヒット中の映画「64ロクヨン」前編に続き、公開された後編を鑑賞しました。
原作者である横山秀夫氏(東京国際大学出身)は上毛新聞社会部記者時代の体験から警察官の一筋縄ではいかない人間模様を心理的に描くことが巧みな作家であり骨太の作品となっています。

主演の三上広報官役の佐藤浩市は「後編公開を迎え、お客さんの顔を見られて、初めて景色が見えた」と達成感を表現。瀬々監督は「横山秀夫さんの原作の魂、世界観を基盤に作った」と語っています。横山秀夫氏は作品の主役となる三上の家族のその後も描く続編執筆の意向を表明。

7日間しかなかった昭和64年。その時に発生をした少女誘拐事件。時効を1年と迫ったときに模倣する新たな事件の真相を描いている。ノンストップの迫力あるストーリー展開にドキドキしながら映画を観ていました。
出演の俳優陣は父親に劣らない迫真の演技である印象を受けました。佐藤浩市(三國連太郎)、緒形直人(緒形拳)、柄本佑(柄本明)ら。今年度の日本映画アカデミー賞作品にノミネートされるだろう。

(6月13日記)
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