つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

多田廣士師範の思い出

2018年12月01日 | 躰道

                齋藤育代師範の演武を見ている多田廣士師範

また一人躰道の親しい友人が天に旅立たれました。多田廣士師範(70歳)です。日本躰道協会事務局の草創期には平田雅利師範、多田廣士師範、安田康夫師範、そして私の4人で組織運営を担当して躰道創始者・祝嶺正献最高師範の正統な理念と実技を基に全国の会員に伝承しておりました。多田廣士師範は記憶力が優れており、祝嶺最高師範はあの時にはこのようなことを話していたといろいろのエピソードを語ってくれた貴重な人物でありました。
12月2日には最後のお別れをしてきます。

(3年前に御嶽渓谷が見えるそば屋に多田廣士さんと行った時の模様です)
天候に恵まれた日に奥多摩の御嶽まで行きました。青梅線の河辺駅で多田廣士さんと合流。青梅駅で乗り継いで御嶽駅まで行きました。御嶽駅を出ると青梅街道が通っています。左側の坂道を上がると評判の良い玉川屋があるが定休日であった。反対側を少し行ったところに御岳渓谷を眺められる古民家風の手打ち蕎麦「ごろう」に入る。
「蕎麦が出来るまで時間がかかるがいいですか?」と店主が言ってきた。時間には余裕があるので「ゆっくりと時間がかかっても構わない」と言って店にあがりテーブルに着席する。メニューはいろいろとあったが、せいろの大盛りと吟醸酒を注文をする。
蕎麦が出来るまで、多田廣士さんといろいろと情報交換のひとときを過ごす。店からは新緑に映える樹木と御嶽渓谷が眼前に広がっている。手打ちの美味しい蕎麦をゆっくりと堪能しました。

(12月1日記)

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