つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

国会議事堂内の廊下の壁

2021年09月13日 | 政治
 国会議事堂内の廊下の壁

 国会議事堂内はいろいろのエピソードがある。会議室前の廊下の壁は剥げているところがある。上下二段になって横長に長く伸びている。なぜ、国会議事堂なのにそのままにしているのか疑問に思った。
 これは、メディアの記者たちが国会議員たちの会議の状態を取材するために待機している状況が表した現象である。つまり、待機している間、壁に寄りかかっているので、背中の部分とお尻の部分が壁にあたってこすれた跡の状態である。と説明を受けた。

 多くの記者たちの待機している状態が、年月を重ねるとこのような形を現す。記者たちは少しでも情報を得ようと、議員が会議室から出てくるまでじっと待機している忍耐強さが表した現象である。テレビの映像として放映される政治ニュースや新聞記事が出て来る課程にも、多くの忍耐と努力をしている記者魂が垣間見える。


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