箱根ガラスの森「光の回廊コッリドイヨ」
箱根へドライブをして紅葉狩りに出かけました。山の樹木は赤や黄色に色づいていてとてもきれいだった。仙石原のすすきも見事に色づき群生していた。
箱根ガラスの森へ行く。ヴェネチアン・グラス美術館には木の橋を渡ってから入る。そこはアドリア海の王女と謳われた往時のヴェネチア。15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させたヴェネチアン・グラスは、まさに卓越した技を尽くした美の極みである。イタリアのヴェネチアがガラス工芸の歴史のあることを知らされる。
中庭は現代ヴェネチアン・グラスを代表する作家リヴィオ・セグーゾの作品「ガラスの森」箱根の自然を調和させてある。クリスタルガラスの「光の回廊」は、16万粒から出来ている。昼間は太陽の光を受けて眩しい位にキラキラと光り輝いている。夜はライトアップされる。中庭は曲線に道が設計されていて、池の中では鴨たちが優雅に泳いでいる。
晩秋の太陽の陽ざしをたっぷりと浴びてゆったり過ごすことの出来るオープンテラス・カフェテラッツアの醸し出す雰囲気は至福のひとときを与えてくれる。香り高い紅茶と手作りのケーキ、スウィーツとともにきままな語らいのひとときは、流れる雲を映す池、キラキラと揺れる木洩れ陽、小鳥たちのさえずりとともに別世界にきた様子だ。
クリスマスバージョンのツリーはクリスタルグラスは7万粒。太陽の光に反射して七色に輝く。季節は紅葉からクリスマスへと移りゆく。