つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

西新井大師

2022年08月23日 | 池さんぽ
 「西新井大師」は正式名称を「五智山 遍照院 總持寺」といい、創建は天長3年(西暦826年)に、巡錫中であった弘法大師(空海)が西新井を訪れた際、自身で十一面観音像と自身の像を彫り、護摩祈願をしたことからとされています。

 江戸時代には女性の厄除け祈願所として賑わい、また現在では「関東厄除け三大師」の一つとして、首都圏より多くの参詣者が訪れます。

 池袋からバスに乗車して、西新井大師前で下車します。この日は参拝客が少なくゆっくりと境内を散策しました。本堂で参拝をするとお寺で発行している雑誌「光明」がありましたので手に取ると「特集 超宗派の僧侶が語る“食”」が目に入りました。食育をテーマに仏教的視点で僧侶が語っている内容でした。
 
 境内には植物が多く、春には桜、藤、牡丹の花々が目を楽しませてくれるところです。夏は百日紅の赤い花が見事に咲き、また蝉の声が大きく響き耳に入ってきます。塩地蔵には多くの塩が覆いかぶさったお地蔵さんです。

 藤棚の前の池では、多くの鯉が泳いでおります。中には錦鯉の見事な色彩が目を楽しませてくれました。
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