つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

巾着田の曼殊沙華

2023年09月29日 | 名所
 巾着田の曼殊沙華を観に行きました。

 高麗駅を10時に出発して、里山風景の道を歩いていきます。途中地場産物を販売している露店などがあります。道は巾着田へ行く人が長い行列をして進んでいきます。

 鹿台橋の下は高麗川が流れています。川の水はきれいに澄んでいて魚が泳ぐ様子が見られます。日和田山から見ると高麗川が蛇行した形が「きんちゃく」の形に似ていることから巾着田と呼ばれるようになりました。

 曼殊沙華を見るためには500円の入場料となっていますが交通系のICカードでも入れます。今年は夏の猛暑もあり、例年の彼岸時期より遅れて咲き始めたようです。500万本の曼殊沙華の花は赤いじゅうたんを敷き詰めたように満開に咲き誇っております。

 ほとんどの人たちがスマホなどのカメラで曼殊沙華の花を撮っております。中にはレンズの長いプロ仕様のカメラを持った人も多くおります。若い女性をモデルにして花と一緒に写真を撮っている人もおります。

 2017年(平成29年)9月20日には、当時の天皇皇后両陛下が私的に旅行され巾着田の曼殊沙華の群生を観に来たことの記念碑が設置されています。

 まつり広場は上流エリアと下流エリアの中間地域にあり、飲食店や地域の物産店のブースが並んでおり、来場者のための休憩場所も広く確保されています。まつり広場では猿回しの演技が観客を多く集めて笑いを誘っていました。

 あいあい橋のそばには、赤い花の中に白い曼殊沙華が咲いていました。巾着田の曼殊沙華は、昭和40年代、日高町が現地を整地したところ秋の彼岸頃に曼殊沙華が咲く揃い広く知れ渡りました。高麗川の河川の増水等により流れてきた漂流物の中に混じってきた球根が巾着田に漂着して根付いたものが曼殊沙華となったと考えられています。


天皇皇后両陛下が巾着田の曼殊沙華を観に来たときの写真


天皇皇后両陛下行幸啓記念碑


白い花の曼殊沙華


巾着田案内


 
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