先日「ハリー・ポッターと死の秘宝 パートⅡ」を観た。息子が一足先に一人で観に出かけ、「泣けた~、面白いからお母さんも絶対観た方がいいよ!」と言った。
第1作の公開から10年。当時ハリー、ロン、ハーマイオニーたちはまだ可愛さの残る10歳から11歳だった。それが、思春期を経て、どんどん大人びて、今回は何気なくキスシーン等もあり、今やすっかり成人になった。
もちろん息子も保育園児だったのが、今は背高のっぽの高校生なのだから、当然と言えば当然だけれど。
子供から大人になる10年もの長い間、同じ役を演じ続けるということは、彼らにとって、人生そのものになっているのではないかと思う。子役から大人の役へ、もうこの役を演じることはないのだと思うと、どうしていいのか・・・、と一人の役者が言っていた台詞に納得する。
思えば、自宅最寄駅近くの映画館で初めて家族そろって見た映画が「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001年)の第一作だった。映画館がオープンして間もなくだったと記憶している。息子はまだ保育園児で、ドラえもんや戦隊シリーズもの以外の映画を見せたのは初めてだったように思う。画面は暗いし、ストーリーは長いし、泣き出したりしないだろうか、というこちらの不安はどこへやら、すっかりはまってしまったようだ。
私も以来、新刊が出るたびに本を買いこみ、まずは一人で読み切ってから、夜な夜な息子に読み聞かせをしたのが、今は懐かしい。 それにしても毎日数十ページずつに分断されて、よくそんなに前のことを覚えているものだ、と感心するほど記憶力だけは良かった息子だ。こちらは、あれ、どこまで読んだっけ、これ誰だっけ・・・、という体たらく。いつしか息子は待ち切れなくなったのか、自分一人で読むようになった。私はつい最近まで知らなかったけれど、中学時代は勉強せずに部屋で一人、一巻から再度読み直していたという。
けれど、何と言っても厚くて重い単行本であり、大長編で、登場人物も次から次へとどんどん出てきて、ついには親の方が息切れしてしまい、ここ何冊かは恥ずかしながら読むこともせずに映画を見るだけになった。・・・とほほ、である。
そして、今回の完結編。「これが、最後」というキャッチコピーだった。最初で最後の3Dではあったが、実際に観てみれば3Dである必要はそれほど感じなかった。やはり全般に画面が暗いのでイマイチなのだ。この前観た“パイレーツオブカリビアン”と同様だけれど。
それはさておき、これまでのストレスの元だったいろいろな疑問や伏線が一度に氷解して、本当にすっきりした。最後は19年後のおまけつき。ちょっと若過ぎるアラフォーたちだったけれど、すっかりお父さんお母さんになった主人公たちがとても微笑ましかった。
そういえば、息子が小学校に入ってすぐ思い切って出かけたロンドンの街。ハリー・ポッターのトレーナーやパジャマをお土産に買った。そしてキングスクロスステーションにも出かけた。そこにはカートを押すハリーたちの等身大の看板があった。しっかり9と3/4番線もしつらえてあった。
いろいろ思い出しつつ、この10年間、息子とともに沢山の夢を見せてくれた映画だった、としみじみ思う。
さて、睡眠導入薬アモバンのことである。確かに眠れたのはよいが、薬剤師さんに聞いておいて良かった苦味の話。そうでなければまたまた悩むところだったから。朝起きて、歯を磨いた時にはそれほど気付かなかったし、朝食で一番最初に口にするのは青汁なので、それもまたラッキーだったのかもしれないが、職場に着いていつも買うペットボトルのお茶を飲んだ途端驚いた。苦いのだ。いつもと全く違う味。その後は水を飲んでも紅茶を飲んでも、苦味で味がわからない。お昼も濃い酸っぱい味のものにしたけれど、イマイチの食欲。せっかく眠れたのに・・・と。
ネット情報によれば、服用翌日の夕方までは続くらしい。私は3週間に2回で済むけれど、毎日飲む必要のある方は、それはそれは大変だろう。食事の楽しみがなくなり、食欲不振、体重減少、と続くだろうから。
次回主治医に相談して、マイスリーに変更してもらおうかと思っている。
昨日はステロイドも2倍量、吐き気止めのノバミンも飲んでいるのだが、一向に気持ち悪さは改善しない。食べ物の味も苦いばかり。それに、食べたり飲んだりしたのがきっかけで、なぜか延々としゃっくりが出る。何とも冴えない投与翌日だった。
第1作の公開から10年。当時ハリー、ロン、ハーマイオニーたちはまだ可愛さの残る10歳から11歳だった。それが、思春期を経て、どんどん大人びて、今回は何気なくキスシーン等もあり、今やすっかり成人になった。
もちろん息子も保育園児だったのが、今は背高のっぽの高校生なのだから、当然と言えば当然だけれど。
子供から大人になる10年もの長い間、同じ役を演じ続けるということは、彼らにとって、人生そのものになっているのではないかと思う。子役から大人の役へ、もうこの役を演じることはないのだと思うと、どうしていいのか・・・、と一人の役者が言っていた台詞に納得する。
思えば、自宅最寄駅近くの映画館で初めて家族そろって見た映画が「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001年)の第一作だった。映画館がオープンして間もなくだったと記憶している。息子はまだ保育園児で、ドラえもんや戦隊シリーズもの以外の映画を見せたのは初めてだったように思う。画面は暗いし、ストーリーは長いし、泣き出したりしないだろうか、というこちらの不安はどこへやら、すっかりはまってしまったようだ。
私も以来、新刊が出るたびに本を買いこみ、まずは一人で読み切ってから、夜な夜な息子に読み聞かせをしたのが、今は懐かしい。 それにしても毎日数十ページずつに分断されて、よくそんなに前のことを覚えているものだ、と感心するほど記憶力だけは良かった息子だ。こちらは、あれ、どこまで読んだっけ、これ誰だっけ・・・、という体たらく。いつしか息子は待ち切れなくなったのか、自分一人で読むようになった。私はつい最近まで知らなかったけれど、中学時代は勉強せずに部屋で一人、一巻から再度読み直していたという。
けれど、何と言っても厚くて重い単行本であり、大長編で、登場人物も次から次へとどんどん出てきて、ついには親の方が息切れしてしまい、ここ何冊かは恥ずかしながら読むこともせずに映画を見るだけになった。・・・とほほ、である。
そして、今回の完結編。「これが、最後」というキャッチコピーだった。最初で最後の3Dではあったが、実際に観てみれば3Dである必要はそれほど感じなかった。やはり全般に画面が暗いのでイマイチなのだ。この前観た“パイレーツオブカリビアン”と同様だけれど。
それはさておき、これまでのストレスの元だったいろいろな疑問や伏線が一度に氷解して、本当にすっきりした。最後は19年後のおまけつき。ちょっと若過ぎるアラフォーたちだったけれど、すっかりお父さんお母さんになった主人公たちがとても微笑ましかった。
そういえば、息子が小学校に入ってすぐ思い切って出かけたロンドンの街。ハリー・ポッターのトレーナーやパジャマをお土産に買った。そしてキングスクロスステーションにも出かけた。そこにはカートを押すハリーたちの等身大の看板があった。しっかり9と3/4番線もしつらえてあった。
いろいろ思い出しつつ、この10年間、息子とともに沢山の夢を見せてくれた映画だった、としみじみ思う。
さて、睡眠導入薬アモバンのことである。確かに眠れたのはよいが、薬剤師さんに聞いておいて良かった苦味の話。そうでなければまたまた悩むところだったから。朝起きて、歯を磨いた時にはそれほど気付かなかったし、朝食で一番最初に口にするのは青汁なので、それもまたラッキーだったのかもしれないが、職場に着いていつも買うペットボトルのお茶を飲んだ途端驚いた。苦いのだ。いつもと全く違う味。その後は水を飲んでも紅茶を飲んでも、苦味で味がわからない。お昼も濃い酸っぱい味のものにしたけれど、イマイチの食欲。せっかく眠れたのに・・・と。
ネット情報によれば、服用翌日の夕方までは続くらしい。私は3週間に2回で済むけれど、毎日飲む必要のある方は、それはそれは大変だろう。食事の楽しみがなくなり、食欲不振、体重減少、と続くだろうから。
次回主治医に相談して、マイスリーに変更してもらおうかと思っている。
昨日はステロイドも2倍量、吐き気止めのノバミンも飲んでいるのだが、一向に気持ち悪さは改善しない。食べ物の味も苦いばかり。それに、食べたり飲んだりしたのがきっかけで、なぜか延々としゃっくりが出る。何とも冴えない投与翌日だった。