ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.18 ヨガリトリート2日目~心穏やかで幸せな土曜日、初個人セッションとキャンドルライトに感激!

2015-07-18 22:57:31 | ヨガ
 昨夜は記事を書き終え、大浴場でゆっくり手足を伸ばしてから見直して、と思いながら、そのまま眠気に勝てず、寝落ちしてしまった。
 今朝は集合1時間前に目覚ましをかけたが、またしてもそれより早く目覚めてしまい、慌てて昨日のブログ記事更新を終えてから、ゆるゆると支度。
 恒例の浴槽足湯でじんわり汗をかき、朝の目覚めにベランダで美味しいハーブティを頂く。外は曇り空だけれど、すっかり明るい。風が強いが、小鳥たちは朝から賑やか、白い馬が黙々と牧草を食んでいる。穏やかで心地よい朝だ。
 集合10分前に、昨年は畳敷きだったと記憶していたリフレッシュルームへ行く。既に早起きさんたちがヨガマットを敷いてスタンバイ中。朝ヨガは自由参加ということで小さいお部屋になったようだけれど、見ればほぼ全員+α(オーナー登場、他の参加者が全員女性なので目立つこと。)の出席で、お部屋から溢れて廊下にまで。

 定刻に朝ヨガスタート。眼の前は見渡す限り深緑の山々。風の音が凄い。まだ十分に目覚めていない身体を感じながら、ゆっくりと身体を緩めていく。土曜の早朝、こんな穏やかな心地よい時間が過ごせること、なんて贅沢なのだろう。改めてここに来させてくれた全てのことへの感謝の気持ちが溢れてくる。開始前、いつもの頭痛があったが、深い呼吸をしながら調整していく。
 呼吸を整え、長めの安らぎのポーズをとり、最後は静かに瞑想してクラス終了。もうお腹ペコペコ!である。
 ヨガマットだけ部屋に置き、そのままレストランに向かって朝食。起床から既に3時間近く、昨夜の夕食からは12時間が経過している。リンゴ、バナナ、モロヘイヤのスムージーにジャガイモのスープ、季節の果物のシンプルなもの。素材の一つ一つの味が体中に染み渡って身体が喜んでいるのが分かる。こういう食事をしていると血液が綺麗になりそう、とご一緒した方たちとお話し合い、新しくお二人とLINEで繋がる。
 朝食休憩の後は、2時間の講義。昨日のおさらいからスタートして、今日のテーマは「なぜ毒が溜まるのか」。心と身体に毒(ストレスや疲れ)が溜まる原因とその解決方法を学びながら、実践的に瞑想を練習する。心を疲れさせる考え方の癖をうまく解放していくのが目標だ。13分の瞑想が終わった後は、うとうととしてとても心地よい。

 そして、昼食。朝が軽かったので、毎度のごとくお腹ペコペコの欠食おばさんである。豆腐や野菜たっぷりのサンドイッチ、ミネストローネ、フルーツや穀物コーヒーがお洒落に並ぶ。食事は島でご一緒したIさんや、今回初めましてのお二人と。皆、お一人様参加だ。しぶとく頭痛が取れないので、いつもの朝の1錠に追加してまたロキソニンのお世話になる。
 昼食後は夕方の講義まで3時間のフリータイム。この施設で飼育されている馬に乗る乗馬体験、エステ等がオプションで用意されている。今回は、前回と前々回のリトリートでは人数が多く抽選となったインストラクターSさんによる個人セッションも、全員受けられることになった。私はトップバッター。なんと幸先が良いこと。
 僅か10分という短い時間で、リーディングして頂きたいことを伝えたが、思いもよらない沢山の癒しを頂き、首から上が不思議なくらい軽くなった。

 部屋に戻り、無理せずのんびりまったりとハーブティを片手に読書に励む。いつのまにかうとうと。どうしてこんなに眠いのだろうと思う。ライブラリーで気になっていた絵本を見つけ、続けざまに5冊ほど読んで、フリータイムは終了。
 夕方のクラスは「毒を解放する」をテーマに、セッションルームで3回目の講義。心の癖を解放するためのヨガのアーサナ(ポーズ)、呼吸法をそれぞれマットの上で実践する。インストラクターの誘導があると不思議なくらい身体が動くものだ、と毎度のことながら感心する。あっという間に2時間が経過し、夕食の時間に。
 今日は洋風Vegeフルコース。スーパーフードを意識したというメニューで、野菜や果物の優しい甘みに身体も心も大喜び。お昼のメンバーと美味しく頂く。あまりに話に花が咲き過ぎて、1時間半目一杯かけての夕食になった。そのため、気づけば次のプログラム集合時間の5分前になって、デザートだけお腹に収め、ハーブティは頂けず仕舞い。皆大急ぎで部屋にヨガマットを取りに戻った。

 夕食休憩の後、昨日「動く瞑想」をした見晴らしの森のヨガデッキまで、マイクロバス2台で移動する。外は真っ暗だ。小雨が降っており、残念ながら星空の夜は愉しめなかった。真っ暗な筈のヨガデッキに入ると、去年と同じ、ペットボトルを再利用した手作りキャンドルで床一面がライトアップされている。こんな素敵なサプライズの中で、2回目のサットサング。歌詞カードも見えないくらいの暗さだったので、昨夜初めて習ったキールタンは次回明るい場所で、とこれ迄慣れ親しんだ曲を、体を揺らしながら気持ちよく歌う。
  
 長い一日だった。前回もそうだったけれど、朝から夜まで充実しているので、朝のヨガがもう昨日のことのようにも感じる。
 明日は3日目、昨年はもう帰る日・・・だったのに、今回はまだあと1日この場にいられるのだ。そう思うと知らない間にニヤニヤしている。早めに眠り、明朝も朝ヨガからのスタートに備えたいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015.7.17ヨガリトリート第三弾参加初日~1年を経て、再び天空の庭へ!

2015-07-18 06:11:08 | ヨガ
 昨年2月、心も身体も解き放たれて・・・と、命の洗濯をした初めてのヨガリトリートの旅。その素晴らしさに魅了され、半年経たずして7月には舞台を、海に囲まれた南の島から、山々に囲まれた大草原に移した第二弾に参加した。
 あれから早くも1年が経過した。振り返れば、治療の変更や退職・再就職等色々なことがあったけれど、とにかくこうしてあっという間にまた1年。日々に追われるごく通常の毎日が戻ってきている。
 
 今回は1日長い初めての3泊4日。3連休に休暇を1日追加すれば・・・ということで、ワクワクしながら今日を待っていた。お留守番してくれる夫には、1人で3泊家を空けるのは久しぶりだね、と言って送り出してもらえ、感謝である。

 今回のリトリートは事前PRが殆どなく、ヨガスタジオに貼られたポスターを見て、ネットで即予約した。「あなたの運命を変える3泊4日奇跡のリトリート」という新しいプログラムだ。「史上“最幸”のプログラムが誕生!!どんなときでも幸せに生きるコツを学ぶ4日間」という触れこみ。4日間朝昼夜と、ずーっとヨガだと体力的にちょっときついかもと心配したのだが、内容を見ればヨガ三昧というよりも座学や瞑想がメイン。実際に体を動かすのは朝のアーサナ(ポーズ)と夜のサットサングという緩い感じが、もう私にぴったりだわ!と愉しみにやってきた。

 都心の集合場所には昨年より1時間早い集合がかかり、ちょうど朝の通勤ラッシュ真っ只中。夫に頼んでいつもより早く一緒に出かけてもらい、荷物も任せ、有難いことだった。こんな天気だし、遅刻したら大変と早め早めに動いたところ、小一時間早く到着してしまい、駅前でお茶をして時間調整。
 20分前に到着の一番乗りで、可愛いマイクロバスに乗り込むと、1回目のリトリートの時、島でご一緒した方、昨年2回目にこちらでご一緒した方にばったりお会いして、早速3人で盛り上がる。バスでの参加者が7名に事務局の方と運転手さんの9人様御一行。
 雨は降ったり止んだり、時折酷くなったりと忙しいお天気だったが、全く渋滞もなく、予定より1時間以上早く、昼前に「天空の庭」という名の宿泊施設に到着。早速確認するも携帯の電波はもう届かない。いよいよリトリート開始である。

 まずは「またやってきました」とご挨拶をしてチェックインを済ませ、途中のサービスエリアで買ったお昼を3人で頂く。インストラクターのSさんに“1年ぶり”のご挨拶も出来、部屋に戻って荷物を片づけてから備え付けの美肌ハーブティでほっと一服。ウエアに着替えたらセッションルームに集合してオープニングのオリエンテーション。
 インストラクターSさんのファンで、目的はSさんにまたお目にかかりたくて、という方が多い。参加者は、後から到着された方を合わせて合計14人。もうお一人、島でご一緒した方にもお会いできる。前回の40数名に比べ、とてもこじんまりと贅沢なリトリートだ。

 4人掛けのテーブルに座り、簡単な自己紹介をして今回の参加目的等をお披露目しあう。本来、自分が持っている能力を再認識し、言葉、思考について学ぶのが目的という基礎講義をたっぷり1時間半。
 講義の最後には、参加者全員で輪になって手をつなぎ、互いの手の暖かさを感じ、リトリートスタート宣言である。
 次なるプログラム「動く瞑想」に移動する前に、インストラクターのSさんの瞑想CDと映画のパンフレットにサインして頂く。私のミーハーぶりが初日から炸裂!である。前回ご一緒した時のツーショットの写真を持参するつもりだったのだが、TVに続いてPCの外付けHDDまで故障してしまい、プリントすることが出来なかったのが何とも残念。

 昼過ぎには、前が見えないほど真っ白だった濃い霧が晴れ、雨も止み、マイクロバスに分乗して敷地内でも一番遠方の、見晴らしの森のヨガデッキまで送って頂く。ああ、また戻ってきました、と緑の山々に挨拶。“心地よい”という状態を体験する瞑想的なアーサナクラスでは、ゆったりと動き、体を無理せず緩めていく。最後の安らぎのポーズでは本当にリラックスしてなんともいえないいい気持ち。心が洗われるというキールタン「ハレルヤ」を全員で3回歌うと、言いようもないくらい穏やかな気持ちでスッキリ。
 こんなにリラックスしながら風の音を聞き、雲の流れに目を見張り、小鳥の囀りや木々が揺れる気配に五感を研ぎ澄ませることが最近あっただろうか、とちょっと放心状態。

 お楽しみの食事は、「現代の食生活で蓄積された腸内または体内の老廃物を、4日間9回の食事で排出することを目指し、ご帰宅後の代謝アップ(細胞レベルの活性化、免疫力向上など)につなげられるようマクロビオティックや発酵食を中心とした『オリジナルのリセット食』をご用意しました。」と、前回同様の紹介だったけれど、ビュッフェではなくコース料理。メニュー表も一人ずつ配られ、「つぶつぶアジアンフード」と称して雑穀を取り入れたアジアンテイストのデトックスコースに舌鼓。
 お昼が早かったし、ちょっと量が少な目かな、と思ったけれど、どれもこれもアイディア一杯で野菜の味が濃く、よく噛んでゆっくり頂くと、満足感が全く違う。デザートとハーブティまで全て堪能し、お喋りにも花を咲かせた。実は病気だったなんてすっかり忘れてしまっている。

 短い食休みに明日のオプション予約等の相談にフロントへ。就寝前最後のプログラムはサットサング(真実の集い)。ヨガの知恵に関してQ&Aタイムの後、インドの讃美歌キールタンを歌い、静かでゆっくりとした瞑想を体験した。

 部屋は前回と同じ、ツインルームのシングルユース。さすがに前回と同じ号室ではなかったが、全く同じ造りの広めの客室だ。窓外には、山々へ向かってプライベート・ウッドデッキが設置されている。明日は晴れる予報だそうで、午後のフリータイムにのんびり読書するのが今回も楽しみだ。
 テレビがない(今は自宅でもないに等しいので、殆ど影響はないけれど)から、デジタル・デトックスをするには絶好の環境だ。

 明日、7時からの朝ヨガは自由参加だそうだ。今回のリトリートは身体を休めることも大きな目的の一つなので、きついかなと思ったらゆっくり寝ていてください、とのこと。さて、無事に起きられるだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする