ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.26 酷暑お見舞い申し上げます~合唱練習、前途多難に(?)今年もスタート

2015-07-26 21:18:13 | 合唱
 梅雨明け以来酷暑が続いているが、今日は本当にうだるような厳しい暑さだった。
 先日書いた通り、今年の校友会音楽祭では指揮者の先生が指導してくださらないことになった。そして、これまで一緒に参加してきた同期で同じソプラノの友人も、掛け持ちしている他団の練習との折り合いがつかないので今年は参加を見合わせる、という連絡があった。
 ヨガリトリートに出かけていた3連休最終日から練習が始まっており、今日は2回目の練習だ。

 参加をどうしようかと逡巡していたのだけれど、お世話役をしてくださっている事務局の大先輩から「無理に、とは言わないけれど、折角これまで続けてこられたのだから、今年もいらっしゃればいいのに」と温かい言葉をかけて頂いた。
 夫からも「行っておいでよ」と背中を押され、猛暑の中、意を決して、都心の練習場所まで出向いた。とはいえ、今回は音源のCDと楽譜の現物を送って頂くのが間に合わず、楽譜も持たずに手ぶらで・・・という、我ながら無謀な参加であった。

 今年の本番ステージも10月半ばの日曜日だ。卒業以来四半世紀、合唱からすっかり離れカラオケさえご無沙汰していた私が、6年前の卒業25周年の年、再発治療中に一念発起して参加させて頂いた。
 以来、一昨年、指揮者の先生のご都合が合わず、団としての参加を見送った以外はまさかの皆勤賞。今年最後まで脱落しなければ6回目の舞台になる。6年前、最初で最後かもしれない・・・と始めたのだが、まさかこれほど長く続けることが出来るなどとは夢にも思わなかった。
 最初の4回の舞台は、全て夫と息子が揃って聴きに来てくれた。そして昨年は、夫が実家の両親を誘ってくれて、学生時代の定期演奏会にも揃って聴きにくることはなかった両親が初めて2人で聴きに来てくれた(帰りは大学の前で「もう歩けない」と言って、タクシーで実家まで帰ってくるという羽目にはなったのだが。)。87歳になった父の弱った足腰を思うと、今年はとても無理だろう。文字通り最初で最後になったのだな、と改めて昨年の夫の英断に感謝している。
 
 いつもの都心の練習場に到着し、ドアを開けると、女性が3人、男性が5人しかいない。空いた椅子が目立つ。名前を書いて、参加費を納め、楽譜と音源を頂き、発声練習に加わる。
 初めての方もいるので、ということで、「何期の○○です」と全員が一言ずつ自己紹介をした。ソプラノは現役2年生と35期の私だけ、アルトは現役3年生と21期の先輩、男性は最長老の11期の先輩(私より2回りも年上である。)、16期、21期、32期、34期、一番若い方は現役3年生。指揮者の先輩は23期である。
 今回はまだ2回目だし、初見だった方も私だけではなかったようで、音取りをしながらの練習だった。日本民謡のアレンジが2曲、外国曲を1曲。現役の艶やかな若々しい声を隣で聴きながら、昨年10月の本番以来合唱とはご無沙汰の私は情けないほど高い声が出ない。穴があったら入りたいとはこのことである。上下に別れるから各パートともソロ状態なのである。毎年ながら前途多難、トホホなスタートである。こんな少人数で途中退出など出来ようもなく、最後まで脱落しないでいたけれど、終わった頃には声がガラガラで、喉もカラカラ。すっかり顎が出てしまった。
 次回3回目の練習はお盆の時期なのだが、ちょうど夏休みで出かけているため、またしても1か月空いてしまう。これはしっかり復習をしておかなければ、あっという間に落ちこぼれ必至・・・である。 

 片付け後、ご挨拶して帰路についた。5時を過ぎているというのに外はまだまだ暑い。歩いているだけでフラフラして気が遠くなってくる。ターミナル駅で寄り道する元気すらなく、まっすぐ帰宅した。夫が夕食を作って待っていてくれたが、とにかく草臥れて口もきけない感じ。

 明日からまた新しい1週間が始まる。手先足先の痺れと痛みは悪化していないけれど、相も変わらずピリピリチクチクと鬱陶しい。疲れが残らないように今日は早めにしっかり休まなくては。
 そして、何より本番まで今の体調を悪化させないように無事に舞台に乗れたら、と思う。

コメント
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