ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.24 目尻の皺は自然な証拠!

2015-07-24 21:42:11 | 日記
 愛読している読売新聞の医療サイトyomiDr.のコラムで最近スタートした「予防医学研究者・石川善樹の『続けたくなる健康法』」の最新号で、目尻の皺に断然自信を持ったものを見つけた。
 以下、転載させて頂く。

※   ※   ※(転載開始)

「作り笑い」でも福が来た(2015.7.21)

 「笑う門には福来たる」といいます。
 でも、「笑う」といっても、心から笑える場合もあれば、空気を読んで「作り笑い」することも多いですよね。
 では、作り笑いをしても、福は来てくれるのでしょうか?

 歴史をふりかえると、笑顔についてはじめて研究をおこなったのは、19世紀に神経学者として活躍した、ギューム・デュシーヌというフランス人です。
 デュシーヌは研究の結果、同じ笑顔でも、自然な笑顔と作り笑いとに分けることができると主張しました。その違いは、目じりのシワなのだそうです。
 作り笑いを浮かべている人は、口元は笑っていても、目が笑っていません。一方、自然な笑顔の人は、目じりにシワができているというのです。

 つまり、目じりを見れば、笑顔が本物かどうか判別できることが分かったのです。この性質を活用して、笑顔が私たちにどのような影響を及ぼすのか研究が行われてきました。
作ってでも笑った方がいい
 ウェイン州立大学のマイケル・クルーガー教授らは、1952年にアメリカのプロ野球に入った選手230名を対象に研究を行いました。
 研究の目的は、
 笑顔が本物かどうかで、その後の寿命に影響を与える
 研究者らはまず、入団時の写真を1)無表情、2)作り笑い、3)自然の笑顔の3つに分類しました。そして、それぞれの選手がその後何歳まで生きたのかを2009年まで追跡調査してみたら、次のようになっていました。
• 笑顔なし   →  72.9歳
• 作り笑い   →  74.9歳
• 自然な笑顔  →  79.9歳
 なんと、笑顔がない選手に比べて、自然な笑顔の選手は、寿命が7年長かったのです。タバコを吸うかどうかで、寿命が5年ぐらい違うといわれますが、笑顔かどうかで7年も違うというのは、スゴイことですね。

 さらに驚くべきは、作り笑いをしていた選手でも、無表情の選手と比べて、寿命が2年長かったのです。
 どうやら、「作り笑いでも、福来たる」ようです(笑)
 その理由についてはっきりとしたことはわかりませんが、心と体は連動するため、作ってでも笑うことで、気分がよくなるというメカニズムがあるのかもしれません。

 作り笑いは何も難しいことはなく、口角をあげさえすれば、誰でもできます。
 ぜひ、意識して笑うことを心がけてみてはいかがでしょうか?!

(転載終了)※    ※    ※

 そういうことだったのか、と膝を打つ。
 笑顔を向けられていても、なんとなく心が打ち解けない感じを受けるのは、心から笑っていない作り笑いだから。そして、それを見分けるには目尻の皺をチェックすればよいのである!という。
 相好を崩すという言葉があるが、文字通り、とても幸せを感じる言葉である。本当に嬉しい時、楽しい時は顔がくしゃっとなるのが普通。心から笑っていない笑顔はやはり、寂しい。
 かく言う私は寄る年波で、目尻の皺がかなり大変なことになっているけれど、これは笑顔の勲章なのだ、と思うと、まんざら捨てたものでもなさそうだ。

 しかも、禁煙での寿命の延びが5年であるのに、笑顔による伸びは7年。凄いではないか。
 なんとなく寂しい感じを受ける作り笑いでさえ、2年の伸び。
 今回のヨガリトリートで目尻の皺全開で沢山笑って、寿命が延びた気がしたのは、やはり私の勝手な思い込みではなかったのだ、と気持ちをますます強くしたのである。
 どこかのファストフードショップのメニューボードではないけれど、スマイルはゼロ円。せっかくの人生、一日になるべく沢山の自然な笑顔で過ごしていきたいものである。

 ようやく週末。3週連続でお泊りが続いて、4週間ぶりの通常の土日である。しっかり休養した後にさぼりがちだった掃除も済ませ、なるべく断捨離も進めなければ。
 ここ最近、これは週末の常套句になりつつあるが、有言実行、来月の息子の帰省前には少しでも広い部屋にしなければ、と強く心に誓うのである。
コメント
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