ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.10.3 エンハーツ20クール目、さらに減量16回目投与後4日目のこと ひたすらお籠り

2021-10-03 21:06:01 | 日記
 日曜日。
 昨夜の夕飯は薬を飲むためにトマトのフリーズドライスープとゼリーのみ。お腹がろくに空いていないのに、薬のためといって何かを入れると、案の定気持ちが悪くなる。
 食後はソファでウトウトしたけれど、そのまま寝落ちは避けて、入浴後、ベッドへ避難出来た。
 それでもなかなか眠れない。

 日曜日仕様のアラームが鳴る前に、いつも通りの時間に目覚めしが鳴ってしまう。
 新聞を取って、ベッドで読み終えてからのろのろリビングに移動する。起きるとやはり気持ち悪く、生唾が溢れてくる。夕食が遅かったのでお腹ももたれたまま。

 洗濯物が溜まってきたので、洗濯機を廻す。今日も外はカラリとして、爽やかないいお天気だ。昨日より気温は低めで過ごしやすい感じ。

 洗濯物が出来上がって、マイペースで干し終える。
 昨日一日食事らしい食事をろくに摂れていない。具体的に食べたいものは思い浮かばないのだけれど、何やらしょっぱいものを身体が欲している。
 急遽冷蔵庫から卵、ベーコン、チーズやトマト、冷凍の南瓜とジャガイモがダイスカットされているものを出して、適当に放り込んでココットにして焼いた。
 食べきれない分は昼以降に回して食べればいいかと、とりんご半個を剥き、バナナ半本、ぶどうを8粒ほど冷蔵庫から出した。

 ピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲み、グレープフルーツ紅茶をマグカップに半分ほど。和栗のロールケーキが早くも賞味期限になっていたので、それをパン替わりに。青いヨーグルトも頑張って食べた。
 とりあえずブランチとしてこれだけお腹に入られれば、治療4日後にしては上等だ。それにしても、冷蔵庫の中身が全く減らない。今週は夫がいないし、私も食べられないから、と控えめに生協の注文品を調整した筈だったのだけれど。

 一方、“今日も元気だ、ご飯が美味い”忘れ物大王”の夫と、その血を強く受け継ぐジュニアは、今日は伏見の酒蔵巡りで京都方面へ移動、だそうだ。
 カフェで朝食を摂り、2軒の酒蔵見学の後は、酒蔵内のレストランでお昼を済ませ、今度は遊覧船に乗り、寺田屋遺跡を巡り、その後電車で移動して、昨日に引き続きケーブルカーに乗って(何とかと何とかは高い所が好き?)国宝の石清水八幡宮に出向き、と実にフル回転、精力的な観光、お疲れ様なことである。
 送られてくる写真は柳の緑、空の青、漆喰の黒壁や橋や鳥居の朱色で美しく眩しい。
 夕食は道頓堀に戻ってお好み焼き等をたっぷり愉しんだようである。

 私はといえば、相変わらずダラダラとソファと一体化しながら映画やらドラマの録画を廻し、気づけばウトウトウトウト、先に進んで巻き戻すの繰り返し。あっという間に夕方になって、洗濯物を畳んだ。

 ふと鏡を見れば、情けないほど浮腫んで酷い顔である。
 昨日はちょっと無謀に映画のチケットを買ってしまったので、駅前まで必死で往復した。今日は夕刊もないし、3日連続の籠城蟄居にはならないということで、文字通り玄関の外へ一歩も足を踏み出さなかった。ベランダから吹き込む風が心地よい。

 お昼は結局食べないで終わった。料理らしい料理も一切せず、あるものを適当にチンするだけの堕落した食生活。夕食もレンチンのカレーとフリーズドライのオニオングラタンスープに朝の残りの果物でおしまい。それでもお米が喉を通ったのは久しぶりか。

 明日になったらもう少し復活していると良いのだけれど、まあ時間が経たないと状況は好転しないから、あまり多くは望むまい。とにかく出勤である。
 明日の夜には夫が帰京の予定、一人気ままのグダグダやりたい放題は今晩で終了である。
 
 
コメント
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