先日、行きつけの家電ショップへ寄った折に、店長さんと話していてケーブルTVの話になった。今住んでいるところは、地デジになったら映りが悪くなるので、ケーブルTVに加入しなければならなくなるということは前から聞いていた。それほど離れていない引越し先も同じだろうと思って、当然のようにケーブルTVに加入するつもりでいたのだが、なんと、そちらはアンテナできれいに映るという。
たしかに、ここは東から南東にかけて山にさえぎられているが、引越し先は南が開けている。そして電波の中継所は南にあるのだ。当然気づくべきだった。店長さんによれば、最初にアンテナ(地上波とBS)の設置費用がかかっても、ランニングコストが低いから、数年で大画面テレビが買えるほどの差になるのだそう。ついでに、工務店でアンテナを設置してもらうのとどちらが安いかたずねたら、もちろんうちです、という返事だった。
商売人だからそういう返事になるのは当然のように思えるかもしれないが、じつは、この店長さんの電化製品についてのアドバイスを、わたしは100%信頼している。このブログで、S建の社長さんの助言を頼りにしていると何度も書いている上にこんなことを書くと、わたしはだれでもすぐ頼りにしてしまう人間に見られそうだが、S建の社長さんに出会うまでは、この店長さん以外にそれほどまでに信頼するアドバイザーはいなかった。お店でセールストークを聞いても、まず鵜呑みにしたりしない。じっさい、この店長さんにしても、何年もの積み重ねがあって今の域に達したのだ。
さて、あさってもう一度S建さんのオフィスで打ち合わせがあるが、この変更はどう受け止められるかな。S建の社長さんは、美観の点からもケーブルTV派みたいだし。