町内のごみ収集場所の掃除当番が回ってきた。引越してきて初めて。
前回は引越してまもなくだったので、うちは飛ばしたのだそう。
こぼれたごみを集めて、水を流せばいいということだったので、
ほうきとちりとり、ゴミ袋を持って、収集が終わったころに行ってみた。
ところが――
ぜんぜんごみが落ちてない。落ち葉が少し散らばっているだけ。
朝、ゴミ袋がいっぱい積んであった場所のなごりはまったくない。
ゴミ袋から染み出した液体の後もないので、水をまく必要もないほどだった。
あらためて、この地域の人たちの良識あるごみ出しに感心した。
ひとつだけ惜しかったのは、ダンボールを数枚束ねたものが残っていたこと。
それには、収集車では集められない旨、貼り紙がしてあった。
じつは、当市では先月から再生可能な紙類は、ごみとして出さずに
各自で古紙ステーションへ持っていくことに変わったのだ。
それを忘れて、うっかり出してしまった人がいたらしい。
とはいえ、回覧板で取りにきてくださいと回せば、出した人が取りに来るはずだ。
これは、庭のビオラの葉で脱皮を始めたてんとう虫。
羽化したら、いっぱいアブラムシを食べてね!と期待していたのに
ここで動きが止まってしまった。次の日になってもこのまま。
ここで力尽きてしまったみたい。残念……。