昨夜のニュースで、オオスズメバチの巣を掘り出すところをやっていた。
木や軒からぶら下がっているコガタスズメバチの巣を除去するところは前にも
見ことがあるし、自分でも超小型(梅干しサイズ)の巣を除去したことはあるが、
土中にあるオオスズメバチの巣の退治は初めてだ。
掘り出した巣の巣盤は3層で、育房には幼虫もいれば、繭もあり、
またその繭から今しも出てこようとしている個体もいた。
ほんの短い時間しか映らなかったが、巣の実物を見たとき、構造や用途が
とてもよく理解できたのは、「風の中のマリア」で得た知識のおかげだ。
別のスズメバチが、翅で風を送って巣の温度を下げているようすや、
狩りから戻った個体が、巣に残っていた個体に食べ物を口移しで
与えているようすも興味深かった。
オオスズメバチにはまだ遭遇したことはないが、つい先日
庭でコガタスズメバチらしきハチにつきまとわれた。
攻撃態勢ではなかったみたいだが、白い服が気になったのか
しばらくそばから離れていかなかったので、ひやひやした。
スズメバチは水を飲まないらしいが、アシナガバチは
たびたび玄関前のバードバスへ水を飲みにやってくる。
数日前、新しい水に替えるために古い水を捨てたところへ
アシナガバチがやってきて、困ったように飛び回っていた。