FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

芝居を見に名古屋へ

2010-11-21 10:27:24 | 日常のスケッチ

昨日は、名古屋劇団協議会の合同公演「わが町・名古屋」を見てきた。
弟は劇団名古屋に所属しているが、今回はいくつかの劇団の選抜チームでの上演だった。
Loftで買い物しようと、かなり余裕を持ってでかけたのに、
駅前駐車場が満車で1時間も待たされ、出直して夜の部に行こうかと思ったくらいだ。
ぎりぎりで駐車場に入れて、時間短縮のためにミューチケットまで買って
停車駅の少ない特急に乗り、会場のナディアパークに着いたのは
開演15分前だった。それでも、ひとつだけ空いていた最前列に座れた。
両親や伯母も来ているはずだったが、ケータイが通じなくて、
どのあたりに座っているか、わからずじまいでお芝居が始まった。

この作品はワイルダーの原作を半世紀ほど前の名古屋に置き換えていて、
時代背景や登場人物の来歴などを説明する〝進行係〟というのが登場する。
そのせいで、登場人物たちがどういう人かというのはよくわかったが、
まるで集合写真を見ながら、この人はこういう人で……という話を聞いているよう。
ストーリーやエピソードで人物を肉付けしていくのでないため、
彼らが生き生きと動き出すことはなく、最後まで平板な人物像のままだった。
「現世はすばらしい、でも、生きている間は皆それに気づかない」という
テーマを表現するなら、もっと別のやり方がある気がする。

弟の演技はというと、身びいきかもしれないが、せりふを話す声もよく通り、
なかなかうまかったと思う。


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