テレビでは昨日から地震の被災地の惨状を映し続けているが、
うちの周囲はそんなできごとが信じられないくらい静かで
ただただのどかな春の日がひろがっている。
被災地のことを考えると、のんびり庭仕事をしていたりするのは
罪悪感をおぼえてしまうが、とりあえず昨日もらってきた堆肥を庭にまく。
実生のクリスマスローズのまた別の株が咲いた。
この花の蜜腺はほとんどなくて、わずかな痕跡があるのみ。
これは上の花と同じ株から出ているものだが、蜜腺がセミダブルの
花びらのように変化している。
こぼれ種からの芽は、なるべく余裕のある場所に植え替えたが、
この2つは擁壁とコンクリの隙間から出てきたため、植え替えられなかった。
それでも根性で生長を続け、ほかの株と同じように花を咲かせるまでになった。
うちへ来て4回目の開花を迎えるアネモネ。
でも、ふしぎなことにこのアネモネは毎年少しずつ花の形が変わる。
去年はこんな花だった。おととしもこれとはまた違っていた。
昨日の大地震だが、起きた時間を調べてみたら、じつは電車に乗る直前で
駅のホームにいたときだったことがわかった。
このへんは震度3だったそうだから、静かなホームで気づかないわけがないのに、
全然揺れを感じなかったし、周りにいた人たちも感じたようすはなかった。
(都会のホームとはちがい、騒音もなければ人ごみもないのだ)
局所的に地盤が超強固で、震度が弱かったのだろうか。