今朝、デッキの軒下の温度計は-9度だった。雪が降っている朝よりたいていは
その次の朝の方が放射冷却で冷えるが、今朝はうっすら雲がかかっていたので
輻射熱はふたがされているはずなのだ。雲が薄かったのかもしれないし、
あるいは昨夜は晴れていたので、雲がかかったのが遅かったのかもしれない。
この冬になって2度目のことだが、朝、顔を洗おうとしたら
お湯がちょろちょろとしか出ない。それでも、完全に止まりはしないので、
動脈硬化の血管のように、周囲だけが凍っているのだろうと思い、
そのまま気長に待っていると、蛇口からの水がお湯に変わるころ、
どっと流れるようになった。
3年ほど前、給湯の配管が完全に凍ったことがあり、そのときは
配管の周囲に巻いた断熱材が縮んで一部露出していたせいだった。
2年前の秋、別の個所が同じ理由で露出しているのを見つけ、
その際はぷちぷちを巻いた上からビニールテープを巻きつけておいた。
先日凍りかけたときに配管をチェックしたが、露出している個所はなかった。
だから、今年は単純に断熱材でも防ぎきれないほど冷えたのだろう。
そういえば、床もいつもの年より冷える気がする。
これまでの冬は、ずっとスリッパなしですごしていたが、
この数日は朝など靴下を通して床が冷たいと感じる。
それで、とうとうしまいこんであったスリッパを出してきた。
とはいえ、布団は今でも肌布団のままでじゅうぶん暖かいし、
エアコンの設定温度が18度でも、室温は21度以上になる。
スリッパが必要になったからといって、まだまだ快適だ。
ちなみに、床が冷たいと言えばだれでも思い浮かべるであろう
床暖房は、わたしにはあまり向いていないと思う。
動き回る範囲をカバーしようとすれば、1階の床全部を
カバーしないといけないが、1か所にとどまっている時間は長くない。
そして、長く1か所にいるときは、リビングならオットマンに、
デスクなら足台に足を載せているので床に触れていないからだ。