このうちに引っ越してきて以来、掃除機はマキタのコードレスひとつでやってきた。
いちいちコードを引き出して、コンセントにさしてという手間がいらないので、
気軽に掃除できて気に入っていたのだが、コードありに比べて吸引力は今ひとつだった。
そろそろ充電池の寿命が来そうかなと思われる去年、ダイソンのコードレスの
CMを見て、買い替えを考えるようになった。使用者のレビューなどを読んで
性能的には問題なさそうに思えたが、やはりマキタに比べるとねだんが高い。
そこでクレジットカードのポイントが1万円分たまったのを機に楽天ポイントに交換して、
それを使うことにした。このポイントはいつも図書カードに交換しているのだが、
今回、図書カードのストックがまだけっこうあったので。
しかも、誕生月の今月に買うとクレジットカードのポイントが5倍になるし。
ダイソンのコードレスはけっこう品薄みたいで、去年チェックしたときには
在庫のあったお店が今は在庫なしになっていたりする。
今回わたしが注文したヤマギワも在庫は残り2個だけだった。
並行輸入品は1万円ほど安いが、故障したとき面倒ということで、
正規輸入品にした。注文して2日後の昨日、待望の品物が届いた。
ふたつを並べてみる。
ダイソンは少し大きいという以上に、構造がマキタよりはるかに複雑なので重い。
マキタは片手でも軽々だが、ダイソンは非力なわたしだと片手ではすぐにだるくなる。
それでパイプに左手を添えて動かすようにするとちょうどよかった。
ダイソンのコードレスはこの青色しかなくて、わたし的にはそれが気に入らなかったが、
写真で見たときほど、実物は青の明度が高くなくて、そんなにいやではなかった。
それにしょっちゅう室内に出しておくものではないし。
この掃除機は右の握る部分にある赤いボタンを押したときだけスイッチが入る。
このボタンが堅い製品もあるようだが、幸いうちに来た製品は軽いタッチだった。
だから、そのボタンを押す指が痛くなることはなかったが、わたしの場合、
上の部分に当たる親指の関節が、長く使っていると痛くなった。
まあでも、1回掃除しただけだから、慣れれば変わるかもしれない。
吸引力はたしかにすごい。一番よくわかったのは、アクセントラグにかけたときだった。
マキタではぜったいに吸い残しが出たが(黒いラグに毛布から落ちた白い糸くずが
つくのでよく目立つ)、ダイソンでは目で見た分には吸い残しが全然見つからなかった。
そして、それほどほこりはたまっていない床だったのに、ひと通りLDKを
掃除してみると、思った以上のほこりがケース内にたまっていた。
収納ブラケットは、以前マキタを掛けていた納戸内の同じ位置に取り付けた。
ここには最初からコードレス掃除機を置くつもりで、コンセントがあるのだ。
ブラケット用のねじが付属していないあたり、さすがアメリカ製品というべきか、
日本製品に比べて心配りが足りない。でも、他の製品についていたが不要だったねじで
ぴったりなサイズのものが道具箱にあったのでよかった。