先日の日曜日、バレエ「ブンナよ、木からおりてこい」を見に名古屋へ出かけたので、
前から行きたかった名古屋港ワイルドフラワーガーデン〝ブルーボネット〟へ寄ってみた。
ここへ行くバスは1時間に1本しかないのだが、終点に近づくと乗客はわたし一人になった。
道路周辺は広大な工場の敷地が広がっているばかりで、歩いている人の姿も見えない。
さぞさびれた場所かと思いきや、園内にはけっこう人がいたので安心した。
どうやら車で来ている人が多いみたいだ。バスを降りたとたん、潮の香りがした。
公共交通でここへ来るルートは、じつはもうひとつあって、
名古屋港水族館など観光施設がいろいろあるガーデン埠頭と水上バスで結ばれている。
わたしも帰りはこちらから戻ろうと思っていたのだが、なんと5日前にとつぜん
当分のあいだ運休しますとお知らせがあったのだった。
これが入口。
上のセンターハウスを敷地内部から見たところ。
ここは中部電力が新名古屋火力発電所の敷地の一部を整備したものだ。
背景に見える高い建物は隣接する発電所。
園内にはさまざまな花が咲き乱れている。
愛称のブルーボネットというのは、ルピナスを小型にしたような青い花で
園内のあちこちに植えられている。
海沿いのワイルドフラワーのお花畑。
モデルガーデンもいくつかある。
上の建物を斜めから見ると厚みがないことがわかる。
建物の裏側は別のガーデンに合わせた違うデザインになっている。
日本の風景を再現した箱庭。シダのサイズから大きさがわかると思う。
日曜で人出は多い方だったのだと思うが、混みすぎているということはなく、
どこから見ても絵になるすてきなガーデンだった。
春の花が咲いているときにも訪れてみたい気がした。