レコードプレーヤーが故障した。アームを手で持ってレコード盤に載せればちゃんと音は出るのだが、オートでアームが行ったり戻ったりしなくなった。
ふだんはCDをかけるほうが断然多いのだが、たまに昔のレコードをかけたくなる。レコードが痛むのを防止するために、何度も繰り返し聞きたいレコードはCDに焼きなおすけれども、オリジナルを捨てることはできない。CDだとカットされてしまう領域があるから。その部分はけっこう重要らしく、レコードを聴くとα波が増えるのはそのためという研究結果もある。
最初、近くの電器店に持って行ったら、オンキョーに問い合わせて、修理不能ですという返事だった。機能が日進月歩しているような製品なら、修理をあきらめて新製品を買ったほうが利口だが、レコードプレーヤーは20年近く前のものも今のものも大して変わらない。
そこで、はっと思い出した。部品保有期間を過ぎた製品でも、たいてい修理してしまうという会社のこと。通販生活で読んで、いつか役立つかもしれないと記事を切り抜いておいたはず。スクラップファイルを探したら、すぐに見つかった。所在地は八王子市。早速、電話で問い合わせてみる。すると、即座に直せますと言われた。
先月宅急便で送って、1ヵ月ほどで直って戻ってきた。修理代は8千円ほど、プラス往きの送料(帰りの送料は向こうで負担してくれた)。こういう会社があるというのは、心強いなあ。βビデオデッキも、知ってたら、捨てずにここで修理してもらったのに。
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