「完成」見学会だというのに、何を打ち合わせたかというと、駐車スペースのコンクリートに埋め込むリーフレンガの配置。わたしは、こんなの簡単に決まるさっ!と思っていたのだが、S建の社長さん以下4名とわたしとで、ああだこうだとけっこう時間がかかったのだった。そのほか、ポストと表札の位置も決めた。
前回来たときから新たにできあがっていたのは、土地の周囲の白い柵。玄関脇のアルミ製目隠し。外部の照明とインターホン。ウッドデッキの枕木製階段。物置。カーテンレール、ブラインド、ロールカーテン、階段手すりなど。
電気も通ったので、照明がつくようになった。昼間見ても、とってもいい雰囲気。夜はもっといい感じになるだろう。
ただ、2階のストックルームの蛍光灯が棚と平行についているため、棚の下のほうが陰になることに気づいた。今からでも変えられるそうなので、棚と直角に直してもらうようお願いした。
ところで、社長さんから、引越しして荷物が片付いたら、雑誌掲載用の写真を撮らせてほしいと頼まれた。S建さんの宣伝のためとあれば、もちろん喜んで協力するつもり。でも、うちを作品例に選んでもらえるとは思っていなかった。うちはごくこじんまりした家だし、内装や設備だって標準的というよりむしろ低めのランクだ。
それで、「もっと大きな家があるんじゃないですか」と言ったら、社長さんは「この家が気に入ってるんだ」と言われた。それは、すごくうれしい一言だった。施主のわたしがじぶんの家を気に入るのは当然としても、建てた工務店さんにもいい家を建てたなあと思ってもらえるなんて、すばらしいことだと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます