台車を備えているわけ

今朝は不燃ごみの収集日だったので、壊れた扇風機を持っていくために
５年前に買った台車をはじめて使ってみた。ところが、これがものすごくうるさい。
ここは山の南斜面を切り開いた住宅地なので、道路にはたいてい勾配がある。
そのため凍ったときに滑らないよう表面をざらざらに加工してある。
そのせいで音が出るのだ。早朝のことゆえ、はらはらしてしまった。

おまけに、扇風機はごみ集積場に行きつく前に、家電品回収業者のトラック
（不燃ごみの日は何台も徘徊している）とすれちがったとき、
「その扇風機、もらえる？」と言われて、あげてしまったので、
残りの大した量ではないごみのために騒音を出して運んでいくはめになった。
やれやれ、うちの前で積んでいるときに、ほしいと言ってほしかったよ。

この台車は、この家に引っ越してきたときに買ったものだが、
何を想定して買ったかというと、じつは、災害時に水を運ぶためなのだ。
地震などで断水して、給水車がきたとき、水のポリタンクをいくつも
運ぼうと思ったらぜったい必要になると思ったから。
「やっぱり用意しておいてよかった」と実感する事態には
なってほしくないけど。

ハナミズキの紅葉

ハナミズキがすっかり色づいた。モミジのような赤ではなく、くすんだ赤だ。


こちらは玄関脇に植えたユーカリ。春には白い柵から少し出ているていどだったが、
ひと夏ですっかり大きくなった。アカシアといい勝負だ。


このチェリーセージは、親よりうんと赤が濃くなってお気に入りの株。


親株の花はこんな色。

根元にはこぼれ種からいくつも芽が出ていたが、たまたま選んだ芽が
濃い花色だったのはラッキーだった。

ムラサキゴテンの花は一日花だが、次々と咲いている。
花は小さいながらも、やっぱりツユクサにそっくり。

コールドケース〝カラマーゾフ事件〟

話題の「カラマーゾフの妹」を読んでみた。
高校のころ、ドストエフスキーにはまって、ほとんどの著作を読んだが、
これは期待したほど心に響かなかった。目のつけどころはおもしろいと思ったし、
遊びごころも感じたけど。たとえば、カラマーゾフの二男イワンが
昔の事件を再捜査しようと思ったきっかけは、オデッサのトレポフ事件の際
イギリスから招かれ解決したシャーロック・ホームズの科学的捜査法を
見たからだったというネタなんてけっこうツボだった。

秋になって、マリーゴールドが満開になった。

夏のあいだも咲き続けていたが、数が少なかったし、花色も明るいオレンジだった。
春や秋の赤に近いこの濃いオレンジ色が好きで、去年種を採っておいたのだ。
おかげで、庭のあちこちでたくさんマリーゴールドが咲いている。

オリーブの木は３本もあるのに、今年、実はこの木の２個だけだ。


秋明菊のなかで一番好きな白の一重。

でも、赤の一重と比べると花びらの枚数が多いみたい。

ムラサキゴテン

１０月に入ってもう１週間経つのに、今年はいまだにずっと半袖だ。
去年でも、日中暑くなって半袖に着替えることはあったが、
朝のうちは長袖を着ていたものだ。今年は起きたときから半袖。

前から探していたムラサキゴテンを先日やっと見つけた。

なんと売り場の名札には「ムラサキツユクサ」とあった。
ムラサキツユクサはうちにもあるが、葉は緑色だ。
でも、ムラサキゴテンもツユクサの仲間らしい。
たしかに花の形は似ている。

ムラサキゴテンは、割れてしまったオリーブの鉢にエレモフィラと植えたかったのだ。

縁から垂れ下がって、欠けた箇所を隠してくれると思ったから。
シルバーリーフのエレモフィラと合わせると色合いも申し分ない。

またまた新顔クレマチス

１０日ほど前にクレマチスの苗を買ったとき、クレマチスは当分買わないと書いたけど、
いやー、また、買っちゃったよ。前にこれで終わりと書いたのは、
もう植える場所がないなと思ったからだが、急にできてしまったのだ。

というのも、今年の春ナデツダがよく伸びたので、今の小さいオベリスクでは
来年は足りなくなりそうだから、余っている大きいオベリスクをここへ
持ってこようと考えた。でも、その大きなオベリスクでは、いくらナデツダが
ぐんぐん伸びてもちょっとさびしくなりそうなのだ。そんなとき本で
２～３種類のクレマチスをまとめ植えしてある写真を見て、これだ！と思ったわけ。
色の組み合わせは、ナデツダが薄ピンクだから、濃いピンクか赤がよさそうだった。

そんなときＨＣのちらしに、クレマチスが出ていて、しかもわたしが何度かネットで
利用したことのあるナーセリーの苗だったのだ。おまけに、ネット・ショップの値段の
ほぼ半分の値段で（ポットのサイズは同じ）、通販と違って送料もかからない。
希望どおりの品種がなければやめるつもりだったが、けっきょくこれに決めた。


スマホというのはこういうときもじつに便利で、ＨＣの売り場でナーセリーのサイトに
アクセスし、ラベルに載ってない情報も得て、比較検討することができたのだった。