FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

ミステリーツアー3 樫野埼灯台

2018-12-21 10:44:39 | 

次の朝、日の出は6時50分だったので、6時半ごろプールサイドに出てみた。

対岸の紀伊大島の向こうから日が昇りかけている。

これが夏至のころだと、もっと左手の橋杭岩から昇るのだけど。


朝焼けは無理そう。でも、雲がオレンジ色に輝き、きれい。


日の出直前。


そして、日の出。

絞って、光芒を出してみた。

朝食は7時だったので、残念ながら、朝、温泉に入る時間はなかった。

この日は、ホテルを出ると南へ向かった。
潮岬灯台かな~とも思ったのだが、くしもと大橋を渡って紀伊大島へ。
島を西から東へ横断して、東の突端にある樫野埼灯台が目的地だった。
これは日本で最初に作られた石造灯台だ。


日本の灯台の父と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが
初めて手がけた洋式灯台である。(潮岬灯台も彼が手がけている)

明治に変わった直後だ!




光芒で遊んでばかり(笑)

灯台の隣には旧官舎がある。

官舎の裏、海側の小径沿いには、ずらっと水仙が咲きほこっていて、あたりにはいい香りが満ちていた。
ブラントンが故郷イギリスを思って植えたと伝えられている。

水仙を前景に。




駐車場から樫野埼灯台へ向かう通りはエルトゥールル通りと名づけられている。
1890年、エルトゥールル号が樫野埼の東方で遭難した事件にちなむ。
600名以上が海へ投げ出されたが、樫野埼灯台下に流れ着いた生存者を灯台守が発見、
大島村樫野の住民たちが総出で救助に当たり、その結果69名が生還することができた。

この事件については、映画「海難1890」で見ていた。
エルトゥールル号の救助活動によって日本とトルコの友好があったおかげで
1985年のイラン・イラク戦争の折、テヘランに取り残された日本人を
トルコ航空が救った件とからめて描いている。

遭難120年の2010年には、トルコの初代大統領ケマル・アタチュルク騎馬像が
トルコから串本町に贈られた。



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ミステリーツアー2 補陀洛山寺と橋杭岩

2018-12-19 15:00:50 | 

ミステリーツアー、次の立ち寄り先は補陀洛山寺だった。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつ。
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3社は有名だが、
補陀洛山寺というのはまったく聞いたことがなかった。
最初、読み方もわからなかったほど。「ふだらくさんじ」と読む。

世界遺産の石碑が建っている。


ここは、建物自体は平成2年に建て替えられたもので、全然古くない。


それでも世界遺産となったのは、歴史ある本尊の千手観音
(通常は耐火金庫に収められていて、来観者があるときのみ開いて見せてもらえる)と
何よりも、補陀洛渡海の出発点だったためとのこと。

「補陀落」とはサンスクリット語の「ポタラカ」の音訳で、
南方の彼方にある観音菩薩の住まう浄土のこと。
渡海僧は、30日分の食料と灯火のための油を積み、小さな屋形船に乗りこむ。
復元された渡海船がこれ。


渡海僧がこの入り口から屋形に入ると、扉には外から釘が打ちつけられたそう。


渡海船は、伴船に引かれて沖の綱切島あたりまで行くと綱を切られ、
あとは波間を漂い、いずれ沈んでいったとのこと。
つまりは死を前提にした捨て身の行だったわけだ。
古くは9世紀から、18世紀まで二十数回行われたという。

本堂で説明をしてくれた住職はなかなか話のおもしろい方で、
「わたしなら、今、行けと言われても絶対行かない」と。

過去には、途中で命が惜しくなって屋形を破って船から逃げ出した僧侶もいたが、
怒った役人によって海に突き落とされて、けっきょく殺されたという。

このあとは、有名な橋杭岩で写真タイム。


橋杭岩は、地下から上昇したマグマが、泥岩層に入り込んで固まったあと、
軟らかい泥岩層が波に浸食され、マグマ由来の岩だけが残ったものだ。


紀伊大島まで一列に並んでいる。




近くで見ると、とても荒々しい。周囲に落ちている大岩は、橋杭岩が崩れたものだそう。


宿泊したホテルは橋杭岩から10分もかからないところ。


天気がいいし、ちょうどふたご座流星群の極大期でもあったので、
星の写真が撮れるかと期待したのだが、思ったより街の灯りが多くて
うちで見る星空と大差なかったのでやめた。
でも、日の出の写真を撮ろうと早起きして、部屋から外を見たら、
ちょうどひとつ流れ星が流れた。

橋杭岩が眺められる露天風呂は、入ったのが夜だったので、暗くて見えなかった。
残念!


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ミステリーツアー1 鬼ヶ城

2018-12-18 14:20:04 | 

9月に申し込んだミステリーツアー。
ミステリーではあるが、行き先を紀伊半島と推理して申し込んだのに、
台風の進路に当たったため、それを避けて東方面に変更になってしまった。
それはそれで楽しかったが、やっぱり串本方面へ行きたいということで、
同じツアーにもう一度申し込んで、本来の目的地へ行ってきた。
今回は最初から傘を荷物に入れなかったほど、晴れの予報だった。

宿泊地こそ和歌山県串本町とわかっていたが、どこへ寄るかはバス任せ。
まず立ち寄ったのは、三重県の鬼ヶ城だった。

ここで昼食を食べて、その後遊歩道を散策。
説明は看板でどうぞ。


全ルートはけっこう長いが、8月の台風で遊歩道が崩落して、現在は奥の木戸までしか行けない。

でも、この先の海沿いの道はかなり怖そうだったので、(「飛渡り」なんていかにも!)
高所恐怖症のわたしには幸いだったかも。

入り口付近の眺め。


このあたりの遊歩道は広く、海側も絶壁ではない。




上の写真の右側に見える自然のトンネルから。


とてもいいお天気で、風もなく、全然寒くなかった。

(集合場所の犬山駅で待っているときの方がうんと寒かった)

「千畳敷」のあたりは、広い岩棚になっている。


波で浸食されてデコボコの天井。


床面はまた違ったふうに侵食されている。


この少し先で遊歩道は行き止まりになっている。


一周できなくて残念だったけど、景色は堪能した。





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ドラマと同じフロアスタンド

2018-12-10 10:37:33 | インテリア

先日日本版「スーツ」を見ていたら、主人公の部屋にうちと同じフロアスタンドがあった!
一時停止してじっくり見てみたけど、間違いなく同じ。


ドラマのオシャレなお部屋でよく見るフロアスタンドと言えば、
アルコライトだけど、高すぎるし、何より大きすぎる。
うちのは数千円で買ったもの。でも、すごく重宝している。
本を読むときなど、やっぱり手元に灯りがほしいから。


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くるむシーツより敷きパッドが楽

2018-12-08 14:42:33 | 日常のスケッチ

娘の帰省に備えて、敷きパッドを購入した。
最初はふとんをくるむタイプのマイクロファイバーシーツを探したのだが、
このふとんをくるむ作業というのがけっこう重労働だと常々思っていた。
そこで、載せるだけのパッドの方が楽だなと気づいて、パッドにしたのだった。

これで2組。

押し入れでもそれほど場所を取らなさそう。

ふとんの上に敷いて、このゴムを四隅に掛けるだけ。
ゴムの入ったカバーシーツよりずっと簡単だ。



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