FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

太田愛「天上の葦」

2022-05-06 13:04:24 | 本・映画・音楽の感想

本を読んでいる視線をふと上げたとき、目に飛び込んでくるこ新緑の眺めが好き。


デッキでコーヒータイムにするにも、今は最高の季節だ。
夏は暑すぎて、木陰に椅子を移動させても早朝以外はむずかしい。

ところで、この本。


最後の200ページほどを昨日の午後から一気に読んでしまった。
夜はテレビを見ることが多いが――
(最近は「クローンウォーズ」を毎日1話以上必ず見ている)
昨夜はずっとこの本にかかりきりだった。
さすがに学生時代のように寝ずに読むということはしないが、
家事や買い物をすませてから、この午前中で読み終わった。

渋谷のスクランブル交差点で空を指さして絶命した老人は何を指さしていたのか。
こんな奇妙な依頼を、興信所を営む鑓水と修司にしてきた人物は、シリーズ第1作でのラスボス。

鑓水と修司と相馬、この3人の関係を理解するには、「犯罪者」「幻夏」も読む必要がある。
前の2作も傑作だったが、この第3作はそれ以上だ。
ここに到達するために、それらを読む価値は十分あると思う。

前半の、何を調べているのかさえはっきりしない先の見えない状況。
やがて瀬戸内の曳舟島に渡ってある人物を捜索することになるが。
3人に対して、排他的な村人たちは何かにつけ妨害に出る。
このあたり、隔絶した島や僻地の村を舞台にした推理小説でよくあるなあと思いつつ。
しかし、その先の展開はまったく異なる。

島を出たあとの動きときたら!
ハラハラドキドキ、スピーディーな展開かつ痛快。
メディアやネットを最大限利用する現代の反撃法。
しかし、ネットにアップして万事解決としないところがさすが。

戦争中の出来事を詳しく描いているから、老人たちの行動がよく理解できる。
二度とああいう世の中にしてはいけないという彼らの思い。

それにしても今のロシア、ここに描かれている戦争中の日本の言論統制そのままじゃないか。
嘘の戦果を伝えるロシアのテレビにしても、大本営発表そのままだし。
しかし、緩やかな縛めが次第にきつくなっていくとしたら、気づいたときにはもう遅いかもしれない。
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苗をゲット 今度はちゃんと育つか?

2022-05-04 10:23:26 | ガーデニング

昨日の午後、久しぶりに苗を見に行った。
そろそろエンジェルストランペットが出る頃だと思って。
やっぱり入荷していた!

去年は木の陰になる場所に植えたせいか、うまく育たなかった。
念のため2株買った。


ほかにはポーチュラカと、またまたプルンパーゴ(ルリマツリ)を。
ルリマツリはすでに2回チャレンジしているのだが、2度とも冬越しできなかった。
今年は植える場所を変えてみることにした。
三度目の正直となるか?

ところで、昨日苗を買ってきて、すぐに全部植えたのだけど……
今朝あらためて眺めていて、エンジェルストランペットが大きく育った場合、
この植え場所ではスモークツリーとぶつかってしまうと気づいた。
そこで、すぐに掘り返して、別の場所に植え直した。
2株ともすごく日当たりのいい場所なので、ことしこそ大きく育つといいな。

とはいえ、デッキ工事のあとで作った花壇にはまだ大きな空きがある。
ここと――


こちらの丸い部分。


植えたい花の候補はあるが、お店でまだ出会えていないのだ。
予定にない花でも、いいと思えば植えるつもりだけど。

この辺でも、閉店したりして、苗屋さんが減ってしまった。
ありきたりな苗しか置いてないことが多くて残念だ。
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新しい扇風機

2022-05-01 14:35:55 | 新しいガジェット・サービス

洗面脱衣所の壁掛け扇風機を買い換えた。
風量調節の紐が切れたのは数年前。
でも、本体のボタンで調節できるし、そもそも風量はいつも同じなので必要なかった。

首振りもだめになっていた。
首を振らないだけでなく、首がくたくた。
しかし、それも、下方の一方向に向けているだけなので困らなかった。

とはいえ、買ってから14年になる扇風機。
リビングの扇風機のように長時間使わないとはいえ、通常の耐用年数8年をはるかに上回る。
そろそろお風呂上がりに扇風機が必要になる時期でもあり、新しくすることにしたのだ。
捨てる前に古い扇風機をパシャ。


こちらが新しい扇風機。

前は青かった羽根が透明になって、よりおしゃれ感アップ。
風量調節紐はなく、リモコンが付属している。

古い方は弱い風が苦手で、お風呂上がりでさえ「弱」で十分だった。
「中」や「強」で使ったことは一度もない。

新しいのは、「弱」だとけっこう優しい風だ。
「おやすみモード」や「リズム風」もあるし、タイマーもついている。
脱衣場にはさしあたって必要ないが、そういう機能のない扇風機が見つからなかったので。
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