こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

原点はどこにある?

2007-10-11 20:33:59 | きょうのひと言
大辞林によると農業とは、「土地を耕して穀類・野菜・園芸作物などの有用な植物を栽培し、
また植物を飼料として有益な動物を飼育して、人類の生活に必要な資材を生産する産業。
広義には、畜産加工・林業も含む。」とあります。

じつに奥の深い仕事ではありませんか。

「人類の生活に必要な資材を生産する産業」、これが農業です。

「人類のために土を耕す。」

う~ん、なんて壮大な仕事なんだろう。

ともすると生産性や収益性に目が向いてしまいますが、その必要性は誰もが認めるところだと思います。

やり方(手法)は星のごとく沢山ありますが、

「気持ちの優しい人」が丹精込めて育て上げた作物なら、

どんな手法を用いてもそれは「良いもの」なのではないかと思います。

そしてそれは、食べても美味しいはずです。

ふと思いました。

「自分はどうして農業をしているのか?」

少なくとも、無農薬や無化学肥料栽培をしたいからではありません。

安心して食べることのできる作物を、自分で育てたかったし、

うちの農地を荒れっぱなしにしたくなかったから。

結果として、「無農薬や無化学肥料栽培」という方向に向かいました。

あくまで結果としてです。

「優しい気持ちで愛情たっぷりの作物を育てる。」

私の原点は、これに尽きると思います。


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