こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

ありがたいことです

2007-10-14 20:17:09 | きょうのひと言
カナブンの幼虫に表面をかじられた「紅あずま」。

じつは今朝、「げんきの市場」へ理由を書いて出してみました。

内心「売れないだろう」と覚悟をしていたのですが、

結果は完売でした。

「えっ?本当に?」←私の本心です。

でもある意味、処分してしまわないで良かった。

隠し立てをせず、正直に「カナブンの幼虫にかじられている」と表示したのが良かったのか?

だって、現物を確認してお客さんが買ってくれたのですから。

買うか買わないか、高いか安いかを判断するのは、お客さんだということを、
きょう改めて再認識しました。

こんな状況で、買って頂いたお客さんには心の底から感謝の気持ちが湧き出てきます。

本当にありがたいことです。

このお礼はこれからも「こだわり栽培」を続け、安心して食べてもらえる作物を一生懸命作ることに尽きると思います。

これからもウソをつかずに正直に生産・販売をしますので、これからもよろしくお願いします、って感じです。
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原因の追及

2007-10-14 20:06:45 | きょうのひと言
カナブンの幼虫に表面をかじられてしまった「紅あずま」。

今年は例年以上に多いので、いま今後の土作りの方針も含めて考えています。

原因は天候?いや、それだけではないはずです。

ひとつ考えられるのは、今年の春堆肥の投入を多くしたこと。

でも見た目には春に投入した堆肥の姿は見られません。

しかし、ミミズが多く見られるので堆肥の未分解物が土のどこかにあるかもしれません。

薬を使えば、このような虫の問題は比較的簡単に解決できます。

でもそれをしてしまっては、こだわりの意味をなしません。

畑が完全に空く1月を待って畑のあちこちを掘り、土の様子を調べてみようかと思います。

もしかしたら堆肥と土が完全に混ざっていないところがあったのかもしれないので。


何かが起こるときには、必ずその原因があります。
その原因を突き止めることができれば、有効な対策を講じることができます。

カナブンの件もそうですが、原因を天候不順や異常気象ということにしてしまうと、
その先に対策が打てません。

心当たりを片っ端から検証し、同じような事が今後起こらないようしっかりと対策を打ちます。





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