今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

佐野川温泉と酒蔵

2007年05月20日 | お酒

 元の仕事仲間が、オジンの転職を口実に温泉旅行を企画してくれた。アキバで待ち合わせミニバンに5人が乗り、いよいよ佐野川温泉に。

 途中、寒風荒ぶ解禁直後の富士山5合目に。地吹雪の洗礼、ジャンパーを持ってなかったのを後悔。Cimg5567_1

 さて、行き先は身延方面。白糸の滝の畑の真ん中の手打ち蕎麦で昼食。Cimg5582_6

 我々の行動規範は酒蔵に立ち寄るのは当たり前。昨年11月は南アルプスの西山温泉の途中に上柚子の富士錦酒造に寄り、蔵を案内して貰った。今年はモンドセレクションの金賞を受賞したと聞いた。通り道でもあり昨年のメンバーとも違うので、また寄らせて貰うことにした。

 富士錦酒造では、今は黒米の焼酎を仕込みが終わった直後の忙しい中、丁寧に説明して貰う。仕込み日の違うそれぞれの樽のブツブツと発酵する様子の違いを蓋を明けて見せてくれた。明らかに2、3日でも香りに差がある。是非譲って貰えるものなら飲みたいものだ。Cimg5595_1

 さて、今晩の温泉での利き酒会、セレクション受賞酒他と個人用の酒を購入し、一路佐野川温へ。

 狭い山道の桜峠を越えて身延道に入り稲子を超えて、すぐに佐野川沿いに入る。宿は佐野川沿いのこじんまりした一軒宿、佐野川温泉に到着。ここは日帰り客が多い。泉質はPH9.7、単純硫黄泉であり、泉温は31.5度、源泉の湯船は相当冷たいが気持ちがよく長湯ができる。加温した内湯と交互に入り、1時間以上は入った。出た後で体がポカポカする。Cimg5627

 夕食を待つ間、部屋のビールは飲み干し、持ち込んだ4合瓶を空ける。夕食は山菜のバラエティがあり、これでもかというぐらいに豊富だ。他に刺身なども充実し十分な質と量だ。ビールと地元のお酒も注文し、いよいよ佐野川の晩餐会。馬刺の追加料理を突っつきながら、ワイワイと騒がしく食べて総じて旨口の富士錦を冷やで飲む。Cimg5620_1

 10時半には風呂の清掃で入れない。早めに風呂に入りに。夜空は薄曇り、満点の星空は、またもお預け。死ぬまでに一回でも満点星に巡り合いたいものだ。(次回続きをUP)