夕方、急遽要請され、都内の仕事場から千葉市内での某知事候補のパーティーに出席。パーティも早々に関西弁の相棒を強引に連れ出し、タクシーで本千葉駅前「やっぺい」へ。
ますます立て付けが悪くなったトタン葺きのバラックのガラス戸を開けて入る。ススで煤けたの店の中で、親父ひとりでジャズに酔っている。つぅっていうのがこの店のいつもの風景。
先客はいない。七輪の焼け跡があるデコラの4人掛けの奥のテーブルに着き、いつものようにコートと背広を裏返しに空いている椅子へ重ねる。ニンニク味噌ダレの匂いへの防御の知恵である。
座るなり、ホッピーのナカ・ソト、ホルモン、豚バラ、厚揚げといつもの定番メニューを注文。ジョッキのホッピーが先に運ばれ、その後暫くして七輪がテーブルの上に。いよいよ、ホルモンパーティの始まりである。二人で一人前あれば十分。七輪の火勢は調節が難しく、モタモタしていると焦がしてしまう。
知事選の帰趨は、住民票が東京のオジンと関西の相棒には、あんまり影響はなさそうだ。パーティでゴチになった手前、一応は知事選の情勢判断を酒の肴に。モウモウたる煙の中、県庁然とした背広姿の50代の二人組が入ってきたので交代。
相棒との東京への帰りの総武快速は、いつもの電車酒場。缶チューハイで3次会でした。