それにしても、民主党の代表選は問題がある。たとえ時間がかかろうとも全国の党員での予備選挙をすべきだったと思う。せめても地方議員の声を反映するシステムが必要でないか。小泉元首相が選出され、劇場型大勝利の結果は、急遽の規約変更のプロセスが根元だ。当時の一般国民の声を反映したことではないかとは思う。その結果(惨状)はともあれ民主的プロセスとはかくあるものと思う。
そもそも、個人的には税金をもって家業となす世襲は大反対である。党規で世襲禁止を謳うことに積極的と思われた民主党が、鳩山氏に決まったことは何をか言わんやである。民主党にはいろいろと注文はあるが、長い蘊蓄は飲みブログに相応しくないのでここまで。
てなことは忘れて、会社仕事の残りを自宅で終えた後、かあちゃんと浅草橋に夕食に出かける。近くだがタワーマンションの前から、南メグリン(台東区循環バス)で浅草橋まで。バスを降り、駅近くの祭りの近い稲荷岡神社に久しぶりにお参り。
神社前の蕎麦屋の「満留賀」はボリューム満点、2代目でも代わらない。晩酌セット(1200円)のビール大瓶と天麩羅のセットを注文。肴の追加は、しらすおろしとネギぬた。天麩羅は、江戸前のキス、穴子、海老の天麩羅の他、アスパラなどの野菜でボリューム満点。いつも食べきれない程だ。蕎麦も多い。
ビールの後は焼酎、蕎麦焼酎「雲海」しかないが、この店は蕎麦湯割は当たり前のこと。蕎麦を注文しなくとも快くそば湯を何杯でも出してくれる。実に嬉しく旨い。先代は気に入らない客には蕎麦湯を出さなかったこともあったが・・。
余り飲めない奥方が食事を済ませた頃、天麩羅とビールで腹が膨れたところで店をでる。娘と待ち合わせと言うので、一人ガード沿いに秋葉原方面へ。
ガード下の「真澄酒造」の暖簾を分ける。顔なじみの地元町会の連中がテーブルに。カウンターに座り、あじのたたきを肴に真澄の寒造り純米吟醸の300ml瓶を注文。中々にすっきりした喉ごし。2杯目は帆立の煮付けで、真澄生もと純米のコップ酒を。久しぶりの琥珀の旨みが懐かしい。その時の気分で日本酒を選べる店があるのは嬉しい。