昨年末に芦原温泉の帰りに寄った金沢。今度は仕事である。業界の全国総会が金沢で開催された。羽田発11時過ぎのJALで金沢に着き、午後1時半からの総会にようやく間に合う。会議出席後のホテルでの懇親会で知事さんや市長さんの挨拶で「金沢百万石祭」が翌日から開催されるとのこと。事前調査不測で後の祭り。翌日は滋賀での仕事の予定が入っている。早くに知っていれば予定を変更していたかもね。パーティの席上、気を取り直して知事さんお勧めの能登杜氏の力作という「常きげん」を真っ先に確保。
適当に飲んだところで会社仲間二人とと2次会へ繰り出す。ウロウロしたくはないので暮れに入った「ちょんべい」に。のど黒の塩焼を肴に「天狗舞」、「手取川」で暫しおいしい時間を過ごす。
翌日、金沢から「はくたか」で滋賀の草津へ。生憎の雨模様だが駅レンタカーを借り、琵琶湖博物館までドライブ。博物館での用事も終わり、館内での食事の後、見学もせずに一路、次の目的地へ。雨の琵琶湖大橋を渡り滋賀県庁のある大津へ。晴れていたら京都の比叡の山並みが、さぞ素晴らしいだろうと残念。滋賀県庁からは帰りの新幹線の駅、京都へ向かう。4時頃に京都に車を返すには、ちょっと早いと、「東寺」で仏像拝観。オジンにとっては最も好きな寺である。何時見てもコウゴウしく威厳がある。堂内のベンチに座って暫し眺めていると、自然に合掌したくなる。
さて、東寺から京都駅でレンタカーを捨て、京都からの単身赴任の同僚お薦めの名店街の串居酒屋「孫兵衛」で時間調整。串焼きが売りの若い連中が中心の生きのいい居酒屋である。金曜日の六時近くでも「のぞみ」の自由席はガラ空き。「数独」に熱中しているうちに何時の間にか東京駅だった。さすが「のぞみ」は早い。
九時前だったので、久しぶりにアキバの「しずか」に。女将に、かあちゃんから頼まれていた金沢の土産の「ごりの佃煮」をおすそ分け。
それにしても、前日、昼に東京を出て金沢、翌日には滋賀草津から大津、京都そして東京といささか疲れました。