お盆の金曜とは言え、ここは繁盛している。仕事を終えて、やはり仕事の昔の同僚と7時の待ち合わせ。行きつけの八重洲口と高島屋の真ん中あたりの日本橋「紅とん」へ。
そこはすでに座る席のない程の盛況。相棒が着くまでの間、満席の店へ。丁度の入れ替わりにカウンターへ二人分の席を確保。隣の二人組があと一人くるんだがと店員に告げながら恨めしそうに、こちらを見る。間髪入れず生ビール、つまみのガツぽん、ホルモン刺しを二人前づつ注文。後はのんびりと相棒の到着を待つばかり。ちびちび飲んでるうちに約10分程で到着。ビールも冷たいままだ。
周りが賑やかで声が一段と大きくなり、而して喉も渇く。ビールの次は当然に黒ホッピー。ここの流儀は、小姐さんのポケットから注ぎ口の付いた焼酎瓶でチューッと注いでくれる。「もう少し!」というとにっこり笑って氷の上まで大盛りサービスもしてくれる。こういうところが「紅とん」の良さだ。黒ホッピーも3杯は十分いける。特上たん炙り焼き、トントロ生姜焼き、ガツ芯刺しなどなどの肴はホッピーの相性がいい。
霞ヶ関の相棒、きたる選挙までは激務から解放。政権の行方が気になるかと聞けば、どちらが政権与党になったとしても「あんまり変んないでしょう」と。そのとおりとは思う。政権変わるたびに行政の担い手がふらついたらしわ寄せは国民にくる。
具体的な環境や建設等の政策などで議論。今どういう状況にあり、継続すること、反対することが地域住民の全体利益は如何にと判断すれば、結論は自ずから決まる。地域住民が一番の主人公なのだ。混乱は政策の修正に必然的に繋がっていくとは思う。
今回の選挙は、今まで100年以上続いた政治と行政の枠組みの是非が問われている選挙であることは明らだ。マニフェスト選挙では、この本質が隠蔽される。予算ありきのマニフェスト選挙は、旧来の政治システムの延長線上にある。
とは思い語りつつ、10時も過ぎて相当飲んだ。緑茶ハイで〆つつ、楽しい書生のお時間も終わりだ。今度は双方の若手を交えて、選挙後遺症も一段落?した頃に再会を約して東京駅でのしばしの別れ。