今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

銀座の館山魚介で、宮崎への壮行会

2010年07月05日 | お酒

 ひとまず、宮崎の口蹄疫も収束に向かいつつある。この先、レアな牛肉にありつけそうだ。久しぶりに今は霞ヶ関にいる元部下から、最近開店した館山発の海鮮居酒屋で飲みませんかとのお誘い。場所は銀座一丁目の外堀通りと高速道路のカーブする角の「銀座船形」。有楽町駅から高速道路へ向かって2分ぐらいか。

 地下への階段を下りると、やや漁師風の雰囲気の居酒屋。50~60人くらいの規模か。予約の四人掛けのテーブルに座ると、その日のお勧め朝獲りの数種類の刺身の盛りあわせがお通し代わりに出て来る。ここのシステムだそうだ。この店、館山市の船形、海の物産センター経営の店で漁師とタイアップしてその日取れた魚がふんだんに出てくるという。

 基本的にお勧めは呑み放題付きのコースだそうだ。金目鯛の煮付け、生き鯖、黒むつ、鮑、あおりイカなど活のいい魚料理が、無くなるころを見計らってテーブルに運びこまれてくる。

 あての魚料理は十分に堪能できるが、ここの店のいいところは千葉の銘酒を置いてあることだ。何を飲んでも飲み放題の中である。当然、焼酎、ワインなどもあり、こだわっている。

 さて、その日本酒の銘酒は大原や勝浦の「木戸泉」、「腰古井」など。「オジン」評価の全国的にも一押しの日本酒である。鴨川の「寿満亀」や香取の酒もある。「加賀鳶」など地方の酒もある。酒は一合徳利や二合の瓶子で出してくれる。酒ごとにぐい呑みを代えるのも嬉しい限りである。

 現霞ヶ関は数日後に口蹄疫の応援に宮崎に向かうそうだ。。壮行会も兼ねて都内出向組2人を交えての元部下との約2時間半の飲み会。旨い酒と魚の料理で十分に満足した。オジンも数週間前に宮崎に行き、旨い牛肉を食べても今もって涎が出ない。安全だ。今がチャンスだ、たらふく食って来いと唆して、次を約して別れる。