台風11号、ようやく抜けてくれましたね。
先に来ていた12号とあわせて、8月1日からずっと、
うねりや風など台風の影響下にある紀州の海でした。
そして今日、見事に直撃しました。
明け方から暴風雨が吹き荒れましたが、
こちらでは幸い、海や風による被害はありませんでした。
ただ、近くのどぶ川が氾濫し、
低い土地の家々が床下・床上浸水するという事態に陥った界隈もありました。
幸い大したことはなく、やがて水も引き、
また元の海岸線の景色に戻っています。
明日は完全に落ち着きます。
そして、これからしばらくは穏やかで美しい夏の海が続くでしょう。
8月末から9月にかけて、水温はまだまだ高く、
悦楽的な海遊びとあわせた、シーカヤックツアーが楽しめます。
お盆も休まず営業しますし、
人数の調整もいたしますので、皆さんぜひツアーにご参加ください。
http://www.island-stream.com
さて、たった今聴いている音楽は、
カーボベルテの国民的歌手、セゼリア・エヴォラの「petit pays」。
ひなびた港町の風情を思わす、いい曲だ。
ちなみにカーボヴェルテというのは西アフリカのセネガル沖に浮かぶ
小さな諸島国で、そのあたりはマカロネシア(ネシア=島々の意味)
とも呼ばれています。
元々ポルトガル領だったこともあり、ポルトガルの「ファド」という
哀愁感溢れる民衆音楽とアフリカの軽快なリズムとがミックスされたのが
カーボヴェルテの音楽です。
情感の中に海洋性の風の香りの様なものが感じられるこの国の音楽が
ぼくは大好きなのですが、
最も有名なのがこのセゼリア・エヴォラです。
この、ある意味演歌にも通じるような哀愁感が、
不思議ととてもオシャレな響きなのだ。
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YouTube: Cesaria Evora - Petit Pays