今日のツアーは久々に太陽が力強く照りつける一日。
でも、午後の日差しはすでに晩夏を思わせるもので、
静けさとのどかさの中でとても風情がありました。
久々に訪れためどの鼻から花王下の浜。
白木、和田の周辺。
ミンミンゼミが鳴き、木々が風に揺れ、
西日に海面が照らし出されてキラキラ光る無人の海岸。
そんな中をカヤックで漕ぎ進む、味わい深い一日でした。
昨日は雨まじりでしたが、
雨が来る際、サーッとカーテンのような雨の帯が走りよってきて、
目の前の海面で一斉に雨粒が転がる様が爽快でした。
いつ見ても美しい光景。
そして明日はどんな日になるかな、と思いつつ今聴いているのは、
G Love & Special Sauseの1999年のウッドストックフェスの映像。
こんなの見てたら眠れなくなる。
G loveは今でこそ「オーガニックロック」とか「サーフロック」とか
言われているけれど、デビュー当初から聴いているぼくは
ラップというフィルターを通してブルースという音楽の持つ
「ストリート感覚」に光を当てる
全く新しいブルースマンとしての彼らが好きだ。
特にG loveのギターは、音質とか間の取り方が絶妙で、
ストリート感覚に溢れていて、なんというか、
ギターの音そのものが「ストリート詩人」になっている。
「ひび割れたアスファルトから顔をのぞかせる雑草」とか
「粗大ゴミ置き場に転がるスプリングの飛び出したソファー」とか
そんなのがパッと連想できるようなギターの音なのだ。
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YouTube: G LOVE & SPECIAL SAUCE WOODSTOCK 99 1999 FULL CONCERT DVD QUALITY 2013